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スマホ並みの予約殺到 「INFOBAR xv」に対する愛を中の人に聞いた

au Design projectの今後は?

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2019年3月20日, 午後05:30 in interview
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KDDIがau Design projectの最新モデルとして2018年11月末に発売した4G LTEケータイ「INFOBAR xv」。発売されてから約3カ月が経過しました。

初代モデルから根強いファンに支えられてきた「INFOBARシリーズ」ですが、今回はKDDI社内でau Design projectに携わるKDDI 商品・CS統括本部 プロダクト企画部 マネージャーの砂原哲氏、同プロダクト企画部 課長補佐の美田惇平氏に、「INFOBAR」や「物作り」に対する思いを伺いました。

──発売されて3ヶ月が経過しましたが手応えはいかがですか?

最初の予約数がとても好調でした。auオンラインショップでは、フィーチャーフォン(ケータイ)としては異例の数で、ケータイ他機種で約1年分の売り上げ台数を更新しました。

──私も早めに予約しましたが、なかなか入荷の連絡が来ませんでした。そのぐらい人気だということですね。

:購買層は30〜40代の方が多く、先代の「INFOBAR 2」やスマホの「INFOBAR A01」を使っていた方がシフトしているようです。それから、2台持ちやタブレットと一緒に買う人が非常に多いです。

──日本機能を削ぎ落とした理由を教えて下さい。

機種変更時に役立つ「赤外線」は特に搭載したかったですね。日本独自のワンセグやおサイフケータイなどの機能は全て搭載したかったというのが本音です。コンパクトなボディーにどの機能を優先して搭載するのかは、非常に悩みましたよ。今回は、スマホではなくあくまで「ケータイ」なので、機種変更時に役立つ「SDカードスロット」の搭載を優先しました。

欲を言えば防水や防塵も搭載したかったですが、本体内部に水が侵入するのを防ぐゴムパッキンを設けるスペースまで考えると、本来の「INFOBAR」とはサイズがかけ離れてしまうので「割りきろう」と腹をくくりました。

──限られたスペースにたくさんの機能を詰め込むことは難しいですね。設計時のこだわりがあれば教えて下さい。

ディスプレイも元々は2.4インチのQVGA解像度を搭載する予定でしたが、ドットも見えるし、解像度も現代のニーズとはかけ離れることもあり、メーカーの京セラさんにお願いして3.1インチのWVGAに切り替えました。

ここだけの話ですが、使い勝手も工夫しています。方向キーの「下」と「クリアキー」を同時に押すと、「下キー」が優先されます。INFOBAR xvの「クリアキー」は、INFOBAR 2よりも縦幅が短いので、押しずらいのです。文字打ちなどの際に謝って長押ししてしまって、せっかく入力した文章が消えないように工夫しました。

──そうなんですね。細かい心遣いですね。1台の携帯電話番号をスマホとINFOBARとで分けあえるサービスも組み込めたと思いますがいかがですか。

SIMカードですが、企画段階ではそういった構想もありました。ただ、実装するとなると、端末だけではなくネットワーク側やOSなどの調整が必要なので、今回は見送りました。

──次期モデルに期待しますね。各種アクセサリーやイベントが開催されるという、これまでのau Design projectにはない試みもありますがいかがですか?

INFOBAR xv Guts▲INFOBAR xv のグッツは数十種類もあるそうです。

デザインプロジェクトは過去にも色々な物を作っていました。マーク・ニューソンさんがデザインを担当した「talby」の時代もそうですが、内蔵音源にもこだわってオリジナルの着信音を機種ごとに制作したりもしました。スマホ版「INFOBAR A03」の時には、三越伊勢丹とも共同プロジェクトを組んでオリジナルアイテムを数量限定で取り揃えるなど、振り返るとケータイ以外にも挑戦したことも沢山あります。

トップクリエイター真鍋大度さん率いる「Rhizomatiks」が開発したアプリでは、スマホで撮影した写真をINFOBAR特有のデザインパターンに変化させ、洋服に印刷して商品化するプロジェクトも行なっていました。当時は1枚4万円もしました。

au design project▲INFOBARのデザインは洋服にもなっていたそうです。

──洋服にもなっていたのですね。

今回の「INFOBAR xv」はユーザーの意見を元にして商品化した周辺アクセサリーも多いです。デザインはこちらで担当して、業者に個別で発注したりしてます。こういったことは珍しいです。

ユーザー皆さんとのコミュニケーションもTwitterなどSNSを活用し、そこで良き意見があれば、拾って商品企画に採用したりもしています。INFOBARオリジナルデザインのハンカチやTシャツ、SIMピンなどもそういった取り組みのひとつです。SIMピンは「ピアスにしたい」というお声もあり、今回は2個セットのパッケージにしました。auショップの各店舗が発注すれば、その店舗で販売する予定です。auオンラインショップでは既に発売しており超人気です。

──最後に今後の商品作りについて意気込みがあれば教えて下さい。

今回はINFOBARシリーズの誕生から15周年、au Design projectが始動してから15年以上も経過するタイミングということもあり、良い形で再出発できたと思います。

これから更に先のトレンドを見据えならも次期モデルを考えていきたいです。当然ながら期待されているモデルはauオリジナルのスマホですが、「SUPER INFOBAR concept」という未発表モデルも過去にはあり、「IS01」より前にスマホとして商品化を検討していました。

SUPER INFOBAR concept
▲SUPER INFOBAR concept キーボードを搭載する他、緑やオレンジといったケータイでは珍しいカラーリングが特徴。

最近では「フレキシブルディスプレイ」を採用することで本体を折り畳むことができる「フォルダブル端末」などが登場していますが、結局はメーカー同士の争いになっていますよね。

テクノロジーの進化としてはアリだと思いますが、au Design projectとしては、なるべく多様な価値観を持った方々を引き込みたく、最良な物を最良なタイミングで世に送り出したいと考えております。技術的な要素だけに執着することなく、人に寄り添える形で携帯電話のデザインをしていきたいです。

──本日はありがとうございました。



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