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FAA、墜落の737MAX向け修正ソフトウェアを仮承認。ボーイングは4月の提供に向け実地試験と説明会を開催

一方で注文キャンセルも

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月25日, 午後03:30 in Transportation
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ボーイング737MAXの相次ぐ墜落事故は、離陸時の失速を防止するための自動化機能(MCAS)が、センサーの故障によって機首を下げる方向に働いてしまったことが原因とみられています。

そしてアメリカ連邦航空局(FAA)は、ボーイングがこのMCASの問題点を修正したソフトウェアの書類による審査申請を受け付け、最終的なシミュレーションと実際の飛行試験を前に暫定的な承認を出しました。

ソフトウェアの変更内容としては、MCASの動作よりもパイロットの操縦のほうを優先するように処理が変更され、MCASを無効化する手順なども周知されるようになるとのこと。事故を起こした737MAXでは、MCASが機能するための2つある仰角センサーのうち1つが故障して異常値を発し、機種を上げて上昇したいパイロットの操縦と機首を下げようと作用するMCASの操作がせめぎ合う格好になったとされています。

もちろん、このアップデートソフトウェアを機体に適用するにはシミュレーションと実地試験を経なければなりません。この試験に関してはボーイングが3月24日に航空各社のパイロットを交えた模擬飛行でソフトウェアの変更内容を確認したとCNNが報じています

FAAの広報官はWashington Postに「今週初めにはソフトウェアに修正が用意され、その時点で詳細な評価を実施する」と述べています。また、この変更は数週間以内に現場へ適用される見込みだとWall Street Journalは報じました。

ボーイングは3月11日のプレスリリースで4月までにMCASの問題を修正したソフトウェアアップデートを提供するとしています。ただし、各国の航空局や航空会社はそれがきちんと修正されているか、より慎重な安全確認を行う可能性もあり得ます。

インドネシアのガルーダ航空が注文済みのボーイング737MAX 49機をキャンセルしたと伝えられる一方、ボーイングは27日にも737MAXを使用する全航空会社のパイロットらに対し、ソフトウェア修正点の説明会を実施する予定です。

ボーイング737MAXについては、仰角センサー異常を知らせる警告灯とその値を表示するインジケーターがオプション扱いとされており、それを搭載しない機体の場合はMCASの誤動作に気づきにくいとする指摘もあります。こうした安全装備に関しても少なくとも警告灯は標準装備にすると言った改善も願いたいところです。



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Via: Gizmodo
Coverage: CNN(1), (2)
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