Sponsored Contents

Transportationの最新記事

Image credit:
Save

ベニヤ製の使い捨てドローンを米海兵隊が試験中。1機数百ドル、長距離の物資輸送を可能に

DJIのドローンより安いかも

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年3月27日, 午前11:20 in Transportation
167シェア
69
98
0

連載

注目記事

AirPods Pro実機をソニーのWF-1000XM3と比較 ノイズキャンセリングの決定版は?(追記)

AirPods Pro実機をソニーのWF-1000XM3と比較 ノイズキャンセリングの決定版は?(追記)

矢崎 飛鳥, 10月29日
View
米軍が、約700kgの物資を搭載可能な使い捨てドローンを開発しています。このドローンはベニヤ板製で安価なため、使用後はそのまま廃棄することを想定しており、航空機から投下される格好で目的地まで飛行するため、みずから離陸する機能も備えません。

ドローンを物資配送のために使おうというアイデアは、もう数年前から探求されています。自動車や航空機を使った運送は機材の購入維持費用が高く、人手を要します。一方で、無線操縦/自律飛行可能なドローンであれば現状に比べ人員削減が可能、なおかつ使い捨てられるほど安価な機体があれば、運送も片道で済んでしまいます。

機体開発を担当するのはLogistic Glidersと称する企業。試験した機体は一般に想像されるドローンではなく、遠隔操縦可能なグライダーと表現する方が伝わるかもしれません。またサイズによってLG-1K、LG-2Kの2種類の機体があるものの、いずれも数百ドルの価格帯で供給可能になる可能性があります。

ドローンを使った物資配送といえば、Amazonなどが早くから実現を目指して着手しているものの、配送頻度や航続距離などの問題もあり、これまでのところ物流に大きな変化を及ぼすには至っていません。

しかし、軍用としてなら物資補給機である程度運搬してからグライダーを投下できるため、補給機オンリーだったこれまでよりもさらに遠くまで物資を送り届けられル用になるメリットがあります。Logistic Gliders主任研究員のMarti Sarigul-Klijn氏は「C-17グローブマスターのような補給機なら2000海里(約3700km)を往復できます。パラシュートを含む投下システムは任務の際にはそこで使い捨てられます」と説明。パラシュートの代わりに使い捨てドローンを使うことで、さらに遠方まで物資を運搬できる可能性を指摘しました。

Logistic Glidersは米軍海兵隊との契約により、まだしばらく使い捨てドローンの試験開発を続ける予定です。もし将来的に採用に至れば、国境を越えるような人道支援や、前線への物資補給用途に用いられるようになるかもしれません。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

167シェア
69
98
0

Sponsored Contents