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「News+」「Card」「Arcade」「TV+」Appleが新サービスを多数発表!日本で注目しておくべきはどれ?

まだ提供国が発表されていないものもありますが

井上晃(AKIRA INOUE)
2019年3月26日, 午後02:30 in apple
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現地時間3月25日、米カリフォルニアのスティーブ・ジョブズ・シアターにて開催されたAppleのスペシャルイベントに参加してきました。

既報の通り「Apple News+」「Apple Card」「Apple Arcade」「Apple TV+」といった新サービスが発表されていますが、この中で"日本に上陸するかもしれないぞ"と注目しておきたいのは、ゲームとTVに関するサービスです。

それぞれ、"150以上の国と地域で──"、"100以上の国と地域で──"といった表現で提供が予告されています。具体的な国名こそ明らかにされていませんが、今後の動向は要チェックしておきたいところ。本稿では日本での展開があるかもしれない「Apple Arcade」と「Apple TV+」について解説します。

Gallery: Apple Special Event | 5 Photos

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ゲーム遊び放題はインパクト大


「Apple Arcade」は月額制でゲームが遊び放題になるサービス。2019年秋から提供予定とされています。App Storeの中に新設される「Arcade」タブから利用できるようになり、iPhone、iPad、Mac、Apple TVなどに対応するうえ、オフラインでも遊べると説明されていました。

PCゲームやVRゲーム市場では、月額制で使い放題というプラットフォームも耳にしますが、スマートフォン向けにとなると、なかなか斬新です。

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スマートフォンのゲームアプリといえば、無料で遊べる代わりに広告が表示されたり、アプリ内の課金が必要になったりする印象がありますが、Apple Arcadeのコンテンツは、広告なし、追加料金無しでプレイできます。

広告、課金の仕組みが好ましくないとは決して言いませんが、1人のプレイヤーとしてはそれらが表示される瞬間に現実に引き戻されるのが勿体なく感じます。作品への没入感を高めるという意味では、広告、課金はない方が適している。だからこそ、懐かしいRPGやアクションゲームなどがスマホ版として登場した際には、1000〜2000円くらいしてもつい食指が動いてしまうのです。しかし、そんなにしょっちゅう浪費もできないし、購入寸前で我慢することも多々あります。

もし「Apple Arcade」が日本で提供されることになったら、きっとこうした我慢をせずにいろいろなタイトルが遊べるようになるんだろうなぁ、とワクワクします。PCゲームのサブスクリプションサービスには、年間数千円で利用できるというものもあるので、できればApple Arcadeも月額500〜800円程度に収まると嬉しいところです(実際はどうなるのかわかりませんが......)。

タイトルのラインナップに関しては、100以上が提供される予定といいます。キーノートの中でも、あの「ファイナルファンタジー」シリーズの生みの親として知られる坂口博信氏や、コナミ、SEGAといったメーカーの名前も見かけました。日本人が食いつくタイトルも出てきそうな予感がします。

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デベロッパー側がどのようにして収益を得るのかの詳細こそわかりませんが、Appleのプレスリリースには、「AppleはApple Arcadeでお届けするゲームを厳選するだけでなく、開発費用を助成し、クリエイターと密接に連携してゲームに命を吹き込みます。」という一文があり、よりよいコンテンツを作るためにクリエーターに寄り添う姿勢も垣間見えました。

同リリースの中では、「Apple Arcadeのデベロッパになるための審査を受けたい方は、developer.apple.com/apple-arcade をご覧ください。」とも記載されています。我こそはと思うゲームクリエーターの方にぜひ参加してほしい限りです。

市場規模が大きいスマホゲームのプラットフォームで、よりクオリティの高いゲームタイトルが定額制で遊び放題になっていく。もしこの仕組が軌道に乗れば、音楽ストリーミング市場が定着したここ数年の動きのように、ゲーム市場にも大きな変化が生まれるかもしれません。

Apple TVアプリの登場にも期待

次に動画コンテンツに関してですが、2019年5月にApple TVアプリケーションが刷新され、その中で「Apple TVチャンネル」の提供が開始されます。また、秋にはビデオサブスクリプションサービスの「Apple TV+」の詳細も明らかになります。ただし、どちらも日本が提供国に含まれるかどうか明言はされていません。

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新しいApple TVアプリケーションは、まずテレビ番組、映画、スポーツ、ニュースなどをまとめてチェックできるプラットフォームとしての役割が大きくなります。例えば、iTunes Storeにある映画やテレビ番組の購入とレンタルもできますし、「hulu」や「Amazonプライム」のコンテンツもアプリ内で表示されるので、視聴するコンテンツによって利用するアプリを切り替える必要がなくなります。

同アプリは、5月に100以上の国と地域でiPhone、iPad、Apple TV向けに無償で提供され、秋にはMac版も登場する予定です。また、「Amazon Fire TV」など、他社プラットフォームにも対応し、なかでもSamsungのスマートテレビでは今春から利用できるようになるとされています。

このようにマルチなハードで動くアプリの中で、世界各国で提供される有料のチャンネルを任意で購読できるのが「Apple TVチャンネル」です。また、独自コンテンツを視聴できるビデオサブスクリプションサービスとして「Apple TV+」も提供されます(なお、両者は重複せず「Apple TV+」を契約していても「Apple TVチャンネル」で購読が必要なチャンネルのコンテンツは観られません)。

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ちなみに、「Apple TV+」のオリジナルコンテンツとしては、米国で多大な人気を誇るオプラ・ウィンフリーの番組や、スティーヴン・スピルバーグが手がけるコンテンツ、セサミストリートのキャラクターと一緒にコーディングの概念を学ぶキッズ向けの番組などが登場します。

Appleという企業の在り方

今回のスペシャルイベントではハードウェアが大きく取り上げられなかったのがかなり印象的でした。発表内容を振り返っても、既存のプラットフォームの中に「サブスクリプションサービス」を自然に取り入れたというのが重要なポイントになっています。

また、「Apple Arcade」や「新しいApple TVアプリケーション」によって、フリーミアムの形にとらわれないゲームコンテンツが揃う仕組みや、複数のビデオサブスクリプションがうまく共存できる仕組みを整えようとしている雰囲気も感じられました。

今回の発表には、「同社の未来」や「モバイル向けコンテンツの未来」について、Appleとしてのメッセージや提案が込められているのではないでしょうか。



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