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iPhoneのAシリーズチップ開発リーダーが退社。アップルにとって大きな痛手?

代わりの人材はいそうですが

Kiyoshi Tane
2019年4月1日, 午後04:30 in mobile
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iPhoneの中核部分であり、競争力の源であるSoCのAシリーズチップ。その開発を長らく主導してきた人物が、今年2月にアップルを退社したと報じられています。

米CNET報道によれば、プラットフォームアーキテクチャ担当のシニアディレクター、Gerard Williams IIIは在職9年の後にアップルを退社したとのこと。

アップル社外で広く知られている人物ではありませんが、Williams氏はモバイル機器用としては初の64ビットプロセッサであるA7(iPhone 5sに搭載)から最新のA12Xまでの開発をリードした存在の1人。A12XはiPad Pro(2018)に採用され「市場の92%のノートPCよりも速い」と謳われていました。

ここ数年、Williams氏の役割はカスタムCPUコア設計のリーダーを超えて、同社のモバイルデバイスに搭載されるSoCにおいて様々なパーツのレイアウト監督にも広がっていたとのことです。

SoCとはCPUを含めて複数の部品を1チップにまとめたもの。GPUやメモリなど多くの要素を詰め込みつつ、バッテリー寿命を延ばすとともにチップサイズを小さくすることが求められます。

Android各社がほぼクアルコム製SoCを採用するほか選択肢がないのに対して、iPhoneはアップル独自設計のSoCであるAシリーズを搭載。このことがアップルと他社スマートフォンメーカーとの差別化に繋がってきた経緯から、Williams氏の退社は同社にとって大きな損失と見られているわけです。

さらにCNETによれば、Williams氏はアップルが取得した特許のうち、実に60以上に発明者として登録されているとのこと。電力管理やメモリ圧縮、およびマルチコアプロセッサ技術に関するものにまで及んでいると報じられています。

とはいえ、Williams氏はここ数年でアップルを退社した唯一のAシリーズ開発リーダーではありません。たとえば2017年8月、同社で8年近くSoCの開発に携わっていたManu Gulati氏がGoogleに採用されたと報じられたことがあります

Gulati氏もアップル在籍時にはシニアディレクターとしてAシリーズ開発チームを率いており、その座を2017年にWilliams氏が引き継いだというかっこうです。

そんなわけで、Williams氏がアップルにとって極めて重要な人物であることは間違いないとしても、おそらく代わりになる人材は現れて穴を埋め、今後のAシリーズ開発もつつがなく続けられると思われます。

が、将来のまだ見ぬアップルのプロセッサにWilliams氏の貢献が反映されたり、あるいはWilliams氏が他社で手がけるSoCがiPhoneの強力なライバルとして立ちはだかることもあり得そうです。





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Source: CNET
関連キーワード: a12x, apple, cpu, ipad, iphone, mobile, processor, smartphone, soc
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