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民間月着陸機が軌道到着・宇宙3Dマップ作成用レンズで見る銀河・SpaceXの新エンジン離陸動画: #egjp 週末版159

今回は宇宙ネタで固めました

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年4月7日, 午後05:00 in Weekend
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拾いきれなかったニュースをダイジェスト形式でお届けします。今回は宇宙に関する記事が多かったので、そのなかで気になった話題を集めました。

はやぶさ2、小惑星リュウグウにサンプル採取用弾丸打ち込み成功

JAXAの小惑星探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウの地表に重さ2.5kgの銅板を打ち込む実験に成功しました。衝突とリュウグウの地表の破片が飛散する様子ははやぶさ2から分離したカメラが捉えており、上手くいっていればリュウグウの地中のサンプルを採取できるクレーターが形成されているはずです。

カメラの映像から、銅板が打ち込まれた場所からは反動で表面の破片が数十mもあがったとみられ、科学観測を担当する荒川政彦神戸大教授は「目的とするクレーターが作られた可能性が高い」との見解をのベました。

なお、銅板を打ち込む際は、衝突装置だけを分離して行い、はやぶさ2は舞い上がる破片の衝突を避けるため、リュウグウの影になるいちへと非難していたとのこと。はやぶさ2は今後、衝突位置への接近観測を実施してきちんとクレーターができたかを確認するとのこと。

イーロン・マスクがRaptorロケットエンジンの離着陸試験映像を公開

SpaceXがテキサス州ボカチカの施設にて次世代ロケットStarshipに搭載するロケットエンジンRaptorの浮上試験を実施しました。試験内容はテザーで緩く固定された試験機Starhopperを数秒間、数インチだけ浮かせるというもので、結果は見事成功でした。

その後、SpaceXのイーロン・マスクCEOはその試験の様子を至近距離で捉えた映像を公開しました。たった2秒のクリップですが、それは数年前、Falcon 9ロケットの開発で使われたGlasshopperの試験を思い出させるものです。ただ今回のStarhopperは3月に発生した強風で上半分が破損してしまったため、本来の姿でのテストではありませんでした。

おそらくSpaceXは今後Starhopperを再び建造し直し、第2フェーズのテストでさらに高くStarhopperを空に舞い上がらせるはずです。

民間初の月着陸機が月の軌道に到着

SpaceIL

2月22日にSpaceX Falcon 9ロケットで打ち上げられたイスラエルSpaceILの月着陸機"Beresheet"が、月の周回軌道に到着しました。

SpaceILは、残念ながら勝者なしで終了となったGoogle Lunar XPRIZE(GLXP)に参加していたイスラエルの非営利団体。しかし、SpaceILは米国のMoon Expressや日本のハクトと同様、GLXP終了後も月着陸機の開発を継続し、イスラエルの航空宇宙企業Israel Aerospace IndustriesとともにSoaceXの助けを借りて着陸機の打ち上げにまでこぎ着けていました。そして打ち上げから6週間を経てようやく月の重力圏に到達、次は4月11日に月面への着陸に臨むことになります。
SpaceIL
Beresheetが月面で活動できるのは2~3日ですが、その間に月の地場の測定や、将来の月面着陸ミッションに役立つ可能性があるレーザー再帰反射体アレイの技術的なデモンストレーションを実施する予定です。

暗黒エネルギースペクトル分析器のレンズが捉えた銀河

Berkeley Lab


過去数年をかけて、70を超える国の研究機関が構築している暗黒エネルギースペクトル分析器(The Dark Energy Spectroscopic Instrument:DESI)は今年稼働予定ですが、その設備に使われるレンズが、アリゾナ州にあるメイオール望遠鏡で試験され、りょうけん座の方角約2300万光年のところにある"子持ち銀河"を捉えた写真が撮影されました。

DESIは完成すれば何千万もの銀河の光を観測し、最も古い約120億年前の光をもとらえられるようになる予定です。そして宇宙を3Dマッピングし、その膨張を測定可能にするとともに、最終的には宇宙全体の68%を満たしていると推定される暗黒エネルギーに関する知見を得られることが期待されています。

ボーイング、CST-100 Starlinerの最初の打上げ試験を延期

NASA
SpaceXとしのぎを削りつつ実用化を目指しているボーイングが、4月に予定していた宇宙船CST-100 Starlinerの最初の打ち上げ試験を8月まで延期することがわかりました。Starlinerの開発は2018年6月に行った緊急離脱システムの試験が失敗に終わったことで計画に遅れが生じています。

ボーイングはまもなくニューメキシコ州にあるNASAのホワイトサンズ試験施設でこの離脱システムの試験を再開する予定です。ただし、まだその日にちは決定されていません。また、8月とした打ち上げ試験の期限もまだ予定に過ぎず、これが最後の延期になるという保証もありません。

NASAは飛行士の運搬に関してロシアのソユーズ宇宙船を使う計画を2019年末まで延長し、ボーイングが慌てて地上~ISS間の人員輸送を可能にする必用性を軽減しました。一方、3月に宇宙船Crew Dragonの無人での打ち上げとISSへのドッキングに成功したSpaceXは、こんどは6月にCrew Dragonの緊急離脱システムをテストする予定。さらに7月には2回目のISSへのデモンストレーション・ミッションを実施する準備を進めています。

まだ有人での飛行は行っていない両社ですが、願わくば早い時期に安全な宇宙船を完成させて欲しいものです。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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