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米軍がHololens活用の訓練をデモ。まるで『Call of Duty』のようなインターフェース

サバゲー需要も高そうですが

Kiyoshi Tane
2019年4月8日, 午後12:40 in wearables
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マイクロソフトが米陸軍にMRヘッドセットHololensを大規模納入する計画が報じられてから、数ヶ月。実際に現場に投入されたIVAS(統合型視覚増強システム)を体験した記者が、ゲームの『Call of Duty』のようなインターフェースだと報告しています。

大量のHololensを米軍に納入する契約は、2018年11月に締結されたもの。戦闘任務や訓練にAR技術を活用すべく10万台以上のHololensが投入される可能性があり、契約総額は4億8000万ドルとされていました。

この契約に対してマイクロソフトの従業員は「戦争をまるでビデオゲームのようにしてしまう」と抗議する書簡をサティア・ナデラCEOらに送付。するとナデラ氏は「従業員との対話を継続的に行う」としつつあくまで米軍との契約を履行する考えを示し、同システムを「兵士を守るもの」と説明していた経緯があります。

今回の記事は、米メディアCNBCの記者が米軍からデモンストレーションに招待され、Hololensの特別バージョンというべきIVASをかぶって体験したことを伝えたもの。とはいえ軍事関連の技術だけにビデオを撮ったり写真を撮ることは許可されず、公開された画像は全て軍が提供したかたちとなっています。

それにしても、契約締結からわずか数ヶ月のシステムが、米陸軍の現場で運用されているのは異例の速さです。ここ数十年間では、米軍が採用するかどうか決定するまでには5~7年もの歳月がかかる可能性があり、現場の装備になるまでには20年掛かることもあったそうです。

さて現バージョンでは、IVASをかぶった状態で見下ろすと、着用者および味方チームまたは対戦相手の位置がマップ上に表示されます。そして頭を振り向けると、自分の矢印アイコンも方向を変更。さらに上を向くとリング状のコンパスが現れ、どちらの方角に敵や味方がいるのかを示すという『Call of Duty』に代表される3Dゲームのようなインターフェースとなっています。

IVAS独自の機能としては、暗闇の中で兵士の姿を浮かび上がらせるサーマルイメージング(暗視装置)も実装。こちらは逆に、敵の発見も娯楽性の内であるゲームに実装するとチートになるかもしれません。

そしてヘッドセットをかぶりながらでも、武器の狙いはレティクル(照準線)表示ないしシステムが直接指示。FPS(一人称視点シューティング)体験者であれば、スムーズに慣れそうなシステムです。

IVASは兵士の視覚を補助するだけでなく、訓練中の兵士に関する心拍数などのデータも収集。たとえば複数の部屋を駆け抜けて仮想敵を排除する訓練施設では、司令官は兵士が何を見ていたかを正確に把握でき、トレーニング後の報告会にも使用できるとのこと。FPSのみならずRTS(リアルタイムストラテジー)的な運用も想定されているようです。

このシステムは2022年~2023年までに「数千人」もの兵士にロールアウトし、2028年までにはより広範囲に展開が予想されるとのこと。軍事利用は穏やかな話ではなく、今後も議論が続いていくと思われますが、このシステムを民生用にも活かしてサバイバルゲーム等に取り入れたい需要も高まるかもしれません。





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