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ファーウェイ、5Gモデムをアップルに販売してもいい?「Balong 5000」を提供の可能性

アメリカ政府へのメッセージでしょうか

Kiyoshi Tane
2019年4月9日, 午後05:30 in smartphone
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Associated Press

アップルが5G対応モデムチップの調達に苦戦し、5G対応iPhoneは2021年まで先送りになるとの見方が有力となりつつあるなか、予想外の方向から救いの手が差し伸べられる可能性が報じられています。

米Engadgetの情報筋によると、ファーウェイは自社で開発した5Gモデム「Balong 5000」を販売する「道を開いている」とのこと。ただし、ただ1つの企業だけに。その相手がアップルであるとの噂です。

なお米Engadgetの問い合わせに対して、記事執筆時点ではアップルとファーウェイともにコメントを表明していません。

Balong 5000モデムは、1チップで5G・4G・3G・2Gの4世代をカバーするマルチモード5Gモデムで、同社の折りたたみスマートフォンMate Xにも搭載されたもの。性能的にはLTE(4G)との互換性とともに5Gの高速および低遅延を実現するミリ波もサポートされ、アップルの求める水準をクリアしていると思われます。

それでもにわかに信じがたい理由は、1つにはファーウェイが少なくともコア技術といえる最新SoCや5Gモデムチップを他社に販売した実績がないから。同社の代表も今年初めに「Balongは主にスマートフォンやIoT製品と言ったHuaweiのスマート機器をサポートするためにあり、社内使用のみ」と述べていました。

アップルが現在、iPhoneモデムについて提携相手であるインテル一社にこだわらず(それどころか5Gモデム開発の遅れに見切りを付けて)様々な調達先を検討している可能性は、先日も報じられていました

しかしMediaTekのチップは要求水準を満たさず、かたやサムスンの技術は申し分ないものの(すでにOLEDパネルの調達を依存している事情もあり)アップルが提携したがらない。5Gモデム大手のクアルコムとは特許侵害およびライセンス料をめぐる訴訟で険悪な関係にあるーーといった事情から、アップル自らが社内開発に取り組んでいるとの噂もあります

とはいえ、5Gモデム調達先の候補としてファーウェイの名前が挙げられたことは、これまで一度もありません。アップルがファーウェイの技術に興味を示したとの噂も皆無と言えます。

「アップル側からファーウェイへのアプローチがあり得にくい」理由の最たるものは、アメリカ政府との関係でしょう。アメリカ政府は同盟諸国にファーウェイ製品の使用中止を求めるほど警戒しており、こと米中貿易戦争のはざまでトランプ政権との良好な付き合いに配慮しているアップルが、その流れに逆らう可能性は低いはず。

さらにいえば、アップルそのものがファーウェイを警戒しているかもしれません。海外メディアThe Informationは、ファーウェイがアップル関連のサプライヤーに大口の注文を行い、かわりにアップルの企業秘密を盗み出そうとしていた疑いを報じていたことがあります。

以上を総合すると、アップルがファーウェイの5Gモデム調達を検討する選択肢は考えにくいはずです。が、一方では断られるか無視を見越した上で、ファーウェイが苦境にあるアップルに対して好意的な姿勢を示し、これをアメリカ政府への色々な含みを込めたメッセージにしているとの解釈もできそうです。



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