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App Storeトップ30は5年以上居座る猛者ばかり。新参アプリに食い込む余地は?

ゴールドラッシュは終わりました

Kiyoshi Tane
2019年4月10日, 午後03:50 in App
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ASSOCIATED PRESS

オンラインショッピングならアマゾン、音楽ストリーミングはSpotify、動画はNetflixで......といった風に、すでにスマートフォン上で大多数のユーザーが使う定番アプリの枠は決まっていて、ここ最近はまったく新しいアプリを入れた覚えがないユーザーも少なからずいるのではないでしょうか。

実際の統計データからもそのことが裏付けられているとする分析結果を、Huluの元CTOでFliboardにも関わり、現在はベンチャーキャピタル会社Kleiner Perkinsに在籍するEric Feng氏が報告しました。

Feng氏はアプリ分析サービスApp AnnieのAPIへの問い合わせに何百時間も費やした調査から、iOSアプリで先行して優位を占めている現存企業が、新興企業にとって大きなハードルになっていると分析。その根拠となるデータとして、2つの統計を挙げています。

1つは、App Storeにて上位30位にランクインするために必要な1週間当たりのダウンロード数が、過去5年間にわたり、あまり変わっていないということ。2014年でも2019年現在でも、その数字は23万ダウンロードとされています。つまり、すでに人気ある大手アプリの一角に食い込むためには、1万や2万ではとうてい及ばないことを意味しているわけです。

2番目の統計は、その上位30位を占めているアプリの平均年齢、すなわち公開されてから現在にいたるまでの期間です。

2014年には、トップ30アプリの平均年齢は625日間。それが2019年現在では1853日間、つまり5年もの歳月を重ねているというのです。したがって、ユーザーが真っ先に目にしてダウンロード候補にするのは、より評判が確立して成熟したアプリであり、新しいものではない。この傾向はAndroid向けのGoogle Playストアにおいても当てはまり、やはりトップ30アプリの平均年齢は2014年の18ヶ月から2019年の4年近くに延びているそうです。

ただしゲームは例外で、トップ30のうち85%が2年未満の年齢とのこと。こうした傾向は、ほとんどのゲームが顧客のニーズを短期間しか満たせず、ユーザーは常に最先端の代替案を探し求めているから。つまりゲーマーは新しもの好きだから、と説明されています。

自らの示したデータが新規の開発者のやる気を挫くと懸念してか、Feng氏はこの分析結果に失望する必要はないとフォロー。そして3つの選択肢を提示しています。

1つはトップ30に入れないことを受け入れつつ、それでも少数の顧客を相手にしたビジネスモデルを構築できる可能性があること。2つ目はApp Storeを避けて、昔ながらのブラウザ拡張やAlexaのスキルといった他のプラットフォームを選ぶこと。

そして3つ目としては、困難な道ではあるが断固として戦い抜くこと。新興のアプリがトップ30の壁を打ち破るのは5年前よりも約28倍も難しいとしつつ、それをやってこそ起業家だと励ましています。

様々なベンチャー企業が大きく成長する道のりをともに歩んできたFeng氏が、来たれチャレンジャーと背中を叩く善意は分からなくはありません。が、1人ないし少数精鋭の開発陣で人件費などコストをかけず、スマートフォン用アプリで一攫千金を狙えるゴールドラッシュの日々は、すでに終わったとは言えそうです。





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Via: 9to5Mac
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