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手触りでゴミを仕分ける分別ロボ「RoCycle」MITが開発。紙・プラ・金物に対応

もっと洗練されたら家にほしい

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年4月12日, 午前11:30 in Robots
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われわれが生活していくうえでどうしても逃れられないのが、ゴミの分別です。自治体によっては項目が細分化されすぎて、どこに何を捨てれば良いのか迷う人もいるでしょう。一方、分別の規制が緩いかわりに、リサイクル工場でもう一度ゴミを仕分けなければならないところもありそうです。そんなところにもしも、ある程度なりともゴミを仕分けてくれるロボットがあれば、便利に違いありません。

米マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所(MIT CSAIL)は、機械では選り分けられなかった紙とプラスチックそして金属を、人と同様に手触りで認識して分別するロボット"RoCycle"を開発しました。

RoCycleはそのロボットハンドにセンサーを備え、つかんだ物体の性質を判断します。歪みセンサーはものの大きさをはかり、2つの圧力センサーがその表面の"手触り"を認識します。センサーは導電度を測るのにも用いられ、それが金属か否かも知ることができます。

手のひらに当たる部分にはオーセティックと呼ばれる、伸ばすと厚みを増す素材が使われており、カスタムカットを施すことでねじり方向の力を加えると厚みを増してものを強く握れるようになっています。また右向きと左向きの逆方向にねじれの性質を振り分けることで、加えた力の反動で元の位置まで回復するため、エアポンプなどを使って強制的に手を開かせる必用はありません。


ただ、残念なことにRoCycleが近いうちに街のゴミ収集所やリサイクル工場にやってくることはありません。実験では、流れてくるゴミは一つ一つ規則的に置かれており、所定の位置で停止します。この場合はRoCycleは85%の精度でゴミを分別できます。しかし、実際のリサイクル工場を模した流れっぱなしのコンベアでが、この精度が65%にまで低下してしまうとのこと。

さらに実際の作業では、流れてくる紙箱の中にビールの空き缶が入っているなんてことも普通にあり得ます。まだ目をもたないRoCycleの場合、このようなときは判断を誤ってしまうことでしょう。ただ、こうした問題は開発を進めていけばじきに解決できると考えられます。となれば、いずれはゴミ分別の現場にもロボットが登場することになるかもしれません。

もちろん、ロボットの進出が人の職を奪うという議論もあるものの、コンベアベルトに張り付き、流れてくるゴミの仕分けを好んでやりたいと思っている人はそうたくさんはいないはず。ましてそんなにゴミがたくさん出てくる街なら、働き手を求める職場もきっと見つかることでしょう。というか、もう少し小型化・高性能化そして低コスト化を果たして、各家庭に1台ぐらいおけるようになれば、われわれ一般市民はありがたいかもしれません。




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