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日産の高級車ブランド、インフィニティが電動スポーツセダンのコンセプトモデルを公開

将来の市販モデルを示唆

Hirokazu Kusakabe
2019年4月12日, 午後07:30 in ev
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日産が海外で展開する高級車ブランドのインフィニティから、将来の電動スポーツセダンを予告する新作コンセプトカーが発表されました。

「Qsインスピレーション」と名付けられたこのコンセプトカーは、インフィニティによれば「電動化された将来」に同社が発売する市販モデルを示唆するとのこと。実車は4月16日に開幕する上海オートショーで公開されます。

グリルのないフロントフェイスに細型のヘッドライト、シルバーのボディにブラックアウトされたピラーという基本デザインは、1月の北米国際オートショーで発表された「QXインスピレーション」と非常によく似ています。あちらがSUVであるのに対し、今回のQsインスピレーションは「スポーツセダン」と謳われています。将来的には共通のプラットフォームとパワートレインを使って、電動のSUVとセダンを作るという意思の現れでしょう。グリルを持たない代わりに、ボンネット前端にわずかなスリットが開いているのもQXインスピレーションと共通。市販モデルの方向性もほぼ固まったと見ることができそうです。

Infiniti

インフィニティによれば、パワーユニットは「e-AWD」と呼ばれる電動の4輪駆動。つまり、車体の前後に電気モーターを(少なくとも)1基ずつを搭載し、それぞれ前輪と後輪を駆動するというレイアウトが予想できます。

"スポーツセダン"というわりにルーフが高く見えますが、これはドライバーに良好な視界をもたらすため、着座位置が高めに設定されているから。にもかかわらず、エンジンほど高さのないモーターと床下に搭載されたバッテリーのお陰で、車体の重心は低く保たれているそうです。航続距離や最高出力などのスペックは今のところ公表されていません。

インフィニティはこのクルマで「伝統的な3ボックス型セダンのデザインを再解釈」し、「スポーツセダンにおけるデザインとレイアウトの新たな観点を提供する」と述べていますが、既にテスラやポルシェの電動セダンを知っている我々にとっても「新たな観点」となることを期待したいものです。

なお、インフィニティ初の電気自動車は、こちらのセダン型コンセプトをベースにした市販モデルがSUVより先に発売される予定です。その生産は中国で行うと発表されていましたが、『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ』によると、インフィニティの広報担当者は「中国で生産する電動セダンを他国に輸出するつもりはない」と語ったとのこと。米国など他の市場で販売される電気自動車がどこの工場で生産されるのかについては、まだ明らかになっていません。

インフィニティの親会社である日産は、同ブランドから2021年以降に発売される全ての新型車を電動化すると宣言しています。ただし、それはエンジンを搭載しない電気自動車だけになるというわけではなく、小排気量のエンジンを発電機として使用し、その電力で走行する「e-Power」と呼ばれるハイブリッドも含まれます。

日産は2010年に発売した「リーフ」で累計販売台数世界一の電気自動車という実績を築きましたが、インフィニティ・ブランドではテスラのみならず、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、さらにはポルシェやジャガーなど、世界中の名だたる自動車メーカーから市場に送り込まれる電気自動車と直接競合することになります。

インフィニティ・ブランドが展開されていない日本でも、同ブランドのバッジを付けたクルマが「スカイライン」として販売されているように、この新型電気自動車が日産ブランドから販売される可能性も考えられます。もしそうなったら、フロントの「INFINITI」の文字は「NISSAN」に置き換わるのでしょうか......?

Gallery: INFINITI Qs Inspiration | 2 Photos

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