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ディズニーCEO、アップル取締役を辞めるつもりはないと示唆。Disney+がApple TV+と利益相反の可能性も

ジョブズ時代からの長い付き合いです

Kiyoshi Tane
2019年4月13日, 午後02:15 in Apple
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米Walt Disney Companyは4月11日(米現地時間)、動画ストリーミングサービス「Disney+」の詳細を発表しました。が、同社のCEOであるボブ・アイガー氏はアップルの取締役も兼任している人物。そしてアップルも3月末、動画ストリーミングサービス「Apple TV+」を発表しています。

つまり、アイガー氏は同じ市場で競合し、利害が対立しかねない2つの会社に属する立場に置かれています。この件について問われた同氏が「アップルの取締役を辞めるつもりはない」と発言したことが報じられています。

アイガー氏は、米Bloombergのインタビューで「Disney+の新アプリは、おそらく既存のアプリ販売会社を通じて入手できるようになる」とコメント。視聴可能なデバイスについては「まだ全てのプラットフォームと交渉したわけではない」ため明言はできないとしています。とはいえ、プレゼンの画像ではPS4やXbox One、ニンテンドースイッチといったゲーム専用機やChromecastは掲載されていたことから、その方面での交渉は完了しているのでしょう。

そこで「他のプラットフォーム」として挙げられたのがアップル機器。一部のコーポレートガバナンスの専門家は、アップルがApple TV+を計画していることから、それと競合するDisney+を主導するアイガー氏が同社の取締役で居続けることは利益相反になる可能性があると指摘しています。

アイガー氏は、アップルの取締役会で動画ストリーミングの話題が上ったときには気をつけて発言しないようにしていたことを明らかに。「これまでは大丈夫でした」としつつ「この件については協議し続けている」と述べています。

アップルとDisneyの関係は、アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏がピクサー・アニメーション・スタジオをDisneyに売却した2006年にまで遡ります。ジョブズ氏はDisneyの個人筆頭株主になるとともに同社の役員に就任。それをきっかけに両社は急接近し、アップルがiTunesでテレビ番組の配信を始めた際にも、Disneyがコンテンツを提供していました


▲2006年9月のApple Keynoteより

そうした縁もあって、アイガー氏はジョブズ氏が亡くなった2011年に、アップルの取締役に起用されることに。当時、ティム・クックCEOは「ボブと私は、過去数年間で互いによく知り合った間柄であり、非常に頼もしい取締役を迎えることになるでしょう」「Disneyにおける彼の戦略的ビジョンは、3つの基本に基づいています。それは可能な限り最高のコンテンツを創造すること、イノベーションの促進、そして最新テクノロジーの活用です」とのコメントを述べていました

つまりアップルにとっても、アイガー氏は世界最強のコンテンツ企業Disneyとの強力なパイプであり、できれば手放したくない事情もあるはず。しかし、Disney+では独占配信とされている映画や番組も多く、Apple TV+とどう折り合いを付けるのか。また、発表では言及されていなかったApple TV向けのDisney+アプリが配信されるのか、気になるところです。




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Source: Bloomberg
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