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VAIO S15実機レビュー。4K液晶でスタイリッシュになった新型はモバイルPCの2倍速い

自宅マシンの代替としてポチりたくなった

いーじま (Norihisa Iijima), @WipeOut2008
2019年4月14日, 午後05:00 in vaio
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VAIO株式会社が4月9日に発表した新型VAIO Sシリーズ。本体デザインを一新したことで注目されるこのモデルの標準仕様(店頭販売用・価格は税別22万9800円)をさっそくレビューします。

VAIO S自体はソニー時代から続いてきたシリーズですが、15インチモデルのS15は、現行のS13やS11と本体デザインが異なっていたことなどから、シリーズとしてのイメージは統一感が薄いものでした。今回はS15がデザインを揃えたことで、ここにきてようやくまとまったイメージとなりました。

VAIO S13(13インチ画面モデル)とS11(11インチ)は、モバイルPCとして似たようなコンセプトだったことなどからデザインは似ていましたが、S15だけはオールインワンPCということもあり、ちょっと違ったコンセプトとなっていました。

S13とS11のデザインは、ソニー時代のVAIO Proをベースにしつつも、いくつかの変遷を経ており、2017年モデルでさらにブラッシュアップ。こだわりのチルトアップヒンジやフラットアルミパームレスト、静音キーボード、インターフェースの統一などを施し、さらにデザインの統一性を強くしています。以後VAIOの出す新製品は、このデザインの流れを汲んだものになっています。

筆者はS11シリーズを買い替えつつ使っており、現在はVAIO S11|RED EDITIONを愛用していますが、やはりフラットアルミパームレストに切り替わった2017年からのデザインがいちばんスタイリッシュで所有欲を掻き立ててくれます。

今回S15がこのデザインを踏襲したことで、「家族みんなで使う」という柔らかいイメージから、デスクトップPC置き換えで「バリバリ仕事にも使えるぜ」的なイメージになったかな、と思います。もちろん、家族みんなで使うスタイリッシュなオールインワンPCとして、リビングに置いても似合いますが。

VAIO S15
▲S13、S11のデザインを継承し、スタイリッシュに変貌したたS15。リビングに置いても似合うでしょう


実際持ってみると、S11に慣れている身としては、サイズ感よりも2.25kgという重さがずっしりと感じました。でもカバンに入れて持ち運ぶことがメインではないので、家の中を持ち歩く程度なら大した重さではないでしょう。

なお、VAIO側でも積極的なモバイル用途は2の次ということか、S11やS13などではオプションとなっているLTE接続機能は、本機では非対応となっています。

それより、天板を開いた状態で端っこを片手で持ってみると、剛性が高くなっているのがはっきりわかります。ノートPCは持ち運んで、天板を開いき作業をするということを繰り返すので、この剛性の高さは使っていて安心感があります。

そして、やはり無限パームレストを実現するチルトアップヒンジとフラットアルミパネルの採用は、見た目にも、また使い勝手としても、かなり良くなりました。S11に慣れているということもあって、このキーボード面に角度が付いていることで、すんなりとタイピングができます。厚みがあるぶんS11に比べれば手前に段差はありますが、パームレスト部分が広いので、手首の負担はそれほどありません。

VAIO S15
▲サイズが大きいぶん、パームレスト部分も必然と大きくなり、手根(しゅこつ)部が余裕で置けます

キーボードはのキーピッチは19mm。ただし、搭載されたテンキー部分は16mmと変速的な仕様になっています。ですが実際に使ったところ、テンキー部は使用頻度からいくとそんなに使いづらいことはないと思いました。全体的にはむしろ、フラットアルミパネルの採用で剛性感が増して、打ちやすくなっています。

静音性も高く、キータッチはS11よりも少し硬めの印象でした。キーストロークは1.5mmを確保。S11が1.2mmということを考えると、キータッチの印象の違いはこの差もあるのかもしれません。

VAIO S15
▲キーの反発力が高いというか、ちょっと硬めの印象。静音性は高い

VAIO S15
▲テンキー部分はキーピッチが16mmに。テンキーは主に単独で使うことが多いので、違和感なく使えると思います


ディスプレイは15.6インチ。ベゼルを狭くして、その分本体サイズを小さくしています。4K液晶を選択可能な点も特徴ですが、最廉価となるHD(1366×768ドット)液晶との価格差は2万9000円(税別。以下同じ)。フルHDではHD比で+9000円、と考えると差額は大きいですが、数年使うことを考えたら4Kを選ぶべきでしょう。テレビもブルーレイもネット配信の動画も、今後は4Kが主流になるので。

画面はアンチグレアで見やすく、発色も悪くはないです。なお4K解像度の場合、ディスプレイの設定で拡大率推奨値は250%でした。文字はなめらかで読みやすくなるとは言え、これではせっかくの解像度がもったいないのでいろいろと試してみましたが、筆者の場合は150%が限界でしょうか。さすがに等倍は実用面で無理でしょう。

VAIO S15VAIO S15
▲上が推奨の250%表示、下が150%表示。このぐらいが限界じゃないかと


また。光学ドライブのオプションとしては、DVDスーパーマルチドライブからブルーレイディスクドライブに変更すると、価格差は1万円になります。最近はメディアで映画を見るという人も減ってきてはいるものの、過去の資産を考えたら、ブルーレイを選択すべきじゃないでしょうか。

VAIO S15
▲ブルーレイディスクドライブ。最近ではそんなに使わないかもしれませんが、筆者は子供を撮影したビデオの保存先がブルーレイだったりするので必須です


インターフェースは、USB Type-C(Thunderbolt 3)、USB3.0×2,ギガビットLAN、HDMI、VGAと充実。ただしThunderbolt 3は、SX14、A12で採用してきたUSB PD(Power Delivery)には対応しておらず、給電ができません。本気はモバイルPCではないので、基本的にはコンセントがある環境で使うタイプだと考えれば必要ないとも言えますが、理由は技術的なところにありました。

実は本機が採用したCPUは、インテルの第8世代Core i7の「Hシリーズ」。TDP(消費電力と発熱の目安)は45Wと大きく、SX14の「Uシリーズ」(TDP 15W)に比べると3倍にもなります。USB PD非対応という仕様は、この消費電力の高さからです。また、SX14やS11では、VAIOお得意のVAIO TurePerformanceという高速化技術が採用されていますが、本機は普通に使ってもパワフルなだけに、こちらも採用していません。

今回の試用機は、Core i7-8750H(基本クロック2.2GHz/最大4.1GHz)搭載でした。ベンチマークテストを実行してみたところ、「CINEBENCH R15」でのCPUスコアは1143cbで、OpenGLが53.36fpsでした。Core i7-8565U(1.80GHz/最大4.60GHz)でのCPUスコアは525cbぐらいなので、CINEBENCHでは倍ぐらいの性能ということになります。
なお、電源モードは両機種ともにパフォーマンス重視に設定して計測しています。

また、実アプリを使ってテストを行なう「PCMark10」では、3766という結果に。この値は、写真の現像や編集をやるぶんでも問題ないのではないか、と思える高レベルです。

VAIO S15
▲「PCMark10」でのCPUの動作周波数の推移など。冷却が足りないとCPU周波数(紫の線)が落ちたままとなるのだが、本機はしっかりと冷却ができているようです


BTOオプションでもう一つ重要なのはメモリーでしょう。標準仕様モデルだと8GBなのですが、ソニーオンラインストアで購入すれば、16GB(合計)がプラス1万6000円、32GBがプラス4万8000円で選択できます。増設不可なため購入時に決めなければならないのが辛いですが、16GBは欲しいところですね。

またストレージは、試用機では通常のSSD 128GBとHDD 1TBが搭載されています。ここはもし購入するならば、やはり「第3世代ハイスピードSSD」と称している、M.2接続のNVMe SSDを選びたいところ。そうなると、256GBでも2万5000円アップ。512GBや1TBだとものすごく高くなるので、現実的ではありません。容量をかせぐならHDD 1TBを載せたほうが安く済みます。データはHDD、OSやアプリはSSDと分けて使うのが得策です。

さて、これだけの価格差となるのですが、実際の速度はどうなのでしょうか。今回は参考として、本機の標準SSDと、VAIO SX14に搭載された「第3世代ハイスピードSSD」256GBでCrystalDiskMark 6.0.2での速度を計測してみました。まずは、本機のSSDの結果から見てみましょう。

VAIO S15
▲標準仕様モデルのSSDの結果

対して「第3世代ハイスピードSSD」256GBでは、以下のような結果になります。

VAIO S15
▲VAIO SX14に搭載の第3世代ハイスピードSSD 256GBの結果

このように速度が全然違うので、たとえば起動時間なども変わってきます。速さは正義です。

     


今回は駆け足で使ってみましたが、やはり自宅使いのノートなら15.6インチで4K液晶というのはいいですね。4K液晶搭載の場合はCore i7が必須になりますが、オンラインストアの4Kおすすめモデルの価格は18万1800円。

筆者としては、これに第三世代ハイスピードSSD 256GBを追加し、HDDを1TB、メモリーを16GB、ブルーレイディスクドライブにしたいので、価格は23万2800円となります。こうなるとなかなかの金額になりますが、筆者のS11より安い価格で4Kオールインワンノートが手に入ります。

......などと考えつつカスタマイズしていたら、自宅の自作マシンが第4世代Core iのままになっていることに気が付き、自宅のマシン置き換えとして思わずポチりそうになりました。筆者のメインPCは、事務所に設置した昨年組んだ自作マシン(下記記事参照)になっているため、自宅のPCが手薄だったのです。



このように、VAIO S15は、いわゆる据え置き型ノートとしてパワフルな1台となっています。自宅で写真現像などを快適に作業したい人におすすめしたいですね。



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