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「不健全な値引き・キャッシュバックはなくなる」ドコモ吉澤社長

au田中社長「適切なキャッシュバック」発言から4年

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2019年4月15日, 午後04:49
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「不健全な値引き・キャッシュバックはなくなる」——NTTドコモの吉澤社長が新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」についてこう発言しました。

LTEスマホ向けに発表した新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」は、ドコモが2018年10月に「2〜4割値下げとなる新プラン」として予告していたもの。いわゆる" 分離プラン"と呼ばれる形態で、携帯電話料金(通信料)と、スマートフォン本体の販売代金(端末価格)を切り離したプランとなっています。したがって、スマホの販売価格は原則として高額化することになります。

ギガホ

一方、吉澤社長は春・夏モデルの発表にあわせて「スマホを買いやすくする新しい仕組み」を発表すると明かしています。これは分離プランを前提とした新たな形の割引制度となります。

ただし、吉澤社長は冒頭の発言のように、過度な値引き・キャッシュバックはしないと表明しており、新割引制度では大幅な割引とはならないものと思われます。

2012年頃には「0円」のスマホが高額な割引とともに販売されるような、携帯電話契約の割引販売は多くの販売店で見られた光景でした。それが過熱した2014年にはauを運営するKDDIの田中孝司社長(当時)から、「適切なキャッシュバック」というセリフが飛び出したこともありました。

この田中社長の発言をピークに、携帯電話の割引販売は徐々に規模を落としています。2018年には総務省が「分離プラン化」を推進する新しいガイドラインを公表しており、大手3キャリアでも分離プラン化も進んでいます。

ドコモの吉澤社長の発言の通り、分離プランへの移行が進むことで「スマホは0円でさらに数万円キャッシュバック」といった大幅な値引き販売はなりを潜めることになるでしょう。

■新プランで減収も、利益水準は数年で回復

"値下げ"となる新料金プランの提供によって、ドコモは4000億円程度の減収を見込んでいます。一方で、ドコモの吉澤社長は「2023年度までには現在と同等の利益水準になる」とも説明しています。

これまでドコモは、通信契約と端末のセット購入を条件に割引していました。これらの割引が新プランでは対象外となります。具体的には「月々サポート」や「docomo with」が5月31日に終了となります。これらの割引はドコモにとっては減収要因だったため、提供終了により利益を押し上げる一因になると見られます。

加えて吉澤社長は「新プランでの値下げは、販売が増加する効果がある」と説明しました。その販売増加効果によって、利益率が改善していくと見込んでいるようです。



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