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アップルは大手メディアをひいき?ニュース読み放題Apple News+に一部出版社が不満

300誌以上を個別にケアするのも難しそう

Kiyoshi Tane
2019年4月16日, 午後04:30 in Apple
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3月末の「It's Showtime」イベント後に、他の2サービスに先がけて始まった雑誌含むニュース購読サービスの「Apple News+」。まだスタートから1ヶ月も経ってないなかで、早くも参加した中小の出版社から様々な苦情が上がっていると報じられています。

米デジタルマーケティング情報サイトDIGIDAYによれば、アップルは各出版社にデザインリソースおよび記事のテンプレートの提供を約束。いずれも紙の雑誌や他の媒体での記事をApple News+掲載に適した形にする上で、欠かせないものです。

関係者の証言では、アップルの約束は「半分だけ真実」だったとのこと。実際には記事やテンプレートを出版社に提供することは控えられ、Apple News+用に独自のテンプレートを作成すると決めた出版社とは直接協力しているが、他の記事テンプレートはサードパーティに外注。つまり、社内のデザインチームが取り組んでいないということです。

さらに、一部の出版社はアップルとのコミュニケーション方法に対して不満を漏らしているそうです。Apple News+に参加している全企業には連絡用のメールアドレスが通知されているものの、厳選された出版社のみがプライベートなSlackチャンネルに招待され、より直接的に連絡が取れるように配慮。お気に入りの大手メディアは便宜を図ってもらい、中小メディアに対して格差が設けられているわけです。

そして多くの出版社は雑誌や記事のPDFデータをApple News+向けのコンテンツに変換する上で、アップルの提供したツールに頼っています。が、このツールにはバグがあり、デザインやフォーマット、スペースを1つにまとめるために、各号ごとに何度もコピーおよびデザイン編集を重ねる必要があるとのことです。

そして上述の通り、自社コンテンツ向けに最適化されたテンプレートを用意できるのは大手出版社のみ。独自のテンプレートを作れるリソースを持たない小規模な出版社は、既成のテンプレートを使うしかない。すると、他社のコンテンツと見え方が代わり映えしなくなると嘆かれています。

こうした諸々の問題に関して、複数の出版関係者は「アップルが現在のアプローチを改めない限り、Apple News+は長期的には上手く行かない」と述べているとのこと。アップルはこの件の問い合わせに対して、例によってノーコメントと伝えられています。

以上はあくまで出版関係者から見たアップルとの仕事のやりにくさや、多くの雑誌の中で自社コンテンツが埋没しやすい不満が述べられたに過ぎず、実際に本サービスに長期的に影響を与えるほどの大きな問題かどうかは明らかではありません。

雑誌ごとに適切なテンプレートが用意されない場合は、Apple News+は「単にPDF化した雑誌の集まり」になるかもしれませんが、読者としては300誌以上が月額10ドルで読めるサービスにそれ以上は望まず、意外と長続きする可能性もありそうです。





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Via: 9to5Mac
Source: DIGIDAY
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