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任天堂、中国でSwitch発売か。テンセントとの提携を認める(WSJ)

ゲーム専用機にとって厳しい市場ではありますが

Kiyoshi Tane
2019年4月20日, 午前11:00 in China
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任天堂が中国インターネットサービス大手のテンセント・ホールディングスと提携して、同国でNintendo Switch発売を計画している可能性が報じられています。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中国の広東省南部にあるゲーム規制当局は、(Switch用ソフトの)「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」につき、テンセントの販売申請を仮承認したと発表。広東省はテンセントが拠点としており、かの地での決定は中国全土に適用されるため(つまり中国全土での販売を準備)とされています。

テンセントの広報担当者は、規制当局の発表以上のコメントを控えたとのこと。その一方、任天堂の広報担当者はWSJに、同社が中国の規制当局への申請についてテンセントと協力していることを確認。ただし、製品がいつ発売されるかなどの詳細は明らかにしていません。

ゲーム市場専門の調査会社Newzooの報告書によると、テンセントはソニーやマイクロソフトを抑えて、6年連続でゲームの収益が世界一の企業となっています。一方の任天堂は、古川俊太郎社長が昨年10月の決算説明会での質疑応答で「任天堂の IP が中国市場でどれくらい受け入れられるのかということに、チャレンジしていきたいという気持ちは強く持っています」と語っていましたが、水面下では強力なパートナーとなり得るテンセントとの連携を探っていたのかもしれません。

しかし、楽観は禁物です。中国は2014年に14年ぶりに家庭用ゲーム機を解禁し、9月にはXbox Oneが、翌年1月にはPS4が発売されました。それから4年以上が経過した今なお、中国のゲーム市場全体に占める家庭用ゲーム機の割合はわずか3%未満。WSJは、テンセントと任天堂の提携はすぐに大きな収益を生み出すことはなく、中国のほとんどの人はスマートフォンやPCでゲームをしているとの専門家の声を伝えています。

その点は、任天堂の古川社長も織りこみ済み。上記の質疑応答でも「中国のゲーム市場は非常に大きいですが、ゲーム専用機の市場は小さいため、仮に私たちが進出するにしても、決して容易な挑戦ではないと考えます」と述べていました。

WSJはゲーム専用機にとって手強い中国市場の特性を認めた上で、テンセントがマリオやゼルダといった任天堂のキャラクターを使用してモイバルゲームを作成する可能性を含めれば、両社の提携は有利な機会をもたらすとの分析も報じています。

とはいえ、大型テレビでプレイできる据え置き機と、どこでも持ち運べる携帯ゲーム機の手軽さ。何よりスマートフォンにはない充実したゲームコントローラーを備えたSwitchが、中国の人達にとって未知の楽しさを広く届けることを祈りたいところです。





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Source: WSJ
関連キーワード: china, GameConsole, nintendo, nintendoswitch, tencent
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