Sponsored Contents

Transportationの最新記事

Image credit:
Save

巨大おしり型航空機、オール電化で復活へ。開発資金約1億4440万円獲得

某たんていもびっくり

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年4月30日, 午後12:50 in Transportation
369シェア
0
369
0
0

連載

注目記事


惜しくも試験飛行のみで退役してしまった世界最長のおケツ型ハイブリッド航空機ことAirlander 10が、その動力をハイブリッドからオール電化に改造するため、およそ100万ポンド(約1億4440万円)を獲得しました。このプロジェクトは英国の航空宇宙技術研究プログラムから資金を提供され、航空機を開発している会社の名前Hybrid Air VehiclesにちなみE-HAV1と呼ばれます。

この電気航空機には500kWもの容量を持つモーターが搭載される予定で、そのモーターの製作だけでおそらく数年を要するとされます。ただし、ひとたびモーターが完成すれば、旅客用だけでなく幅広い用途に使用されることになるとHAVは述べています。

巨大なバルーンにヘリウムガスを充填して浮力を得るAirlander 10は、もともと米軍の長距離飛行型マルチインテリジェンスビークル(LEMV)開発プロジェクトのために設計されました。しかし計画の中止を受け、開発を担当したHAVがこれを取得し、民間用のディーゼルハイブリッド航空機として運用すべく試験飛行を重ねました。

Airlander 10の試作機は計6度のテスト飛行を実施しました。しかし2016年8月に行われた2回めの飛行試験では地面に接触してキャビンを破損、さらに2017年には荒天による強風で係留ロープが外れてしまい、安全装置が作動してガスを放出、落下する事態にも見舞われました。その後、HAVは十分な試験データを収集できたとして試験の終了を宣言し、以降は旅客用途もしくは貨物用途としての活用を模索するとしました。

今回のオール電動化への改造計画は、飛行におけるCO2排出削減に関しては大きく貢献するはず。それはHAVの理念の一部でもあるとCEOのスティーブン・マクグレナン氏は述べています。しかし、連続5日間の長時間・長距離飛行が売りだった航空機がオール電化になってしまえば、一度の飛行でバッテリーの動力がどれぐらい持つのかが気になるところではあります。仮に、その巨大な機体の上面全体に太陽電池を貼り付けたとしても、500kWもの動力を継続して運用できるわけではないはずです。

新しい巨大おしり航空機はすでに設計を進行中で、まもなく建造が開始される予定とのこと。疑問点は残るものの、それは機体が完成してまた試験飛行に臨む際に確認してみたいところです。




広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

Via: BBC
Source: HAV
369シェア
0
369
0
0

Sponsored Contents