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ソニー「CLIE PEG-UX50」こそ平成の名機。令和に語り継ぎたいデジタルガジェット

いまの技術で復活希望です

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2019年4月30日, 午後05:00 in Clie
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Engadget日本版の矢崎飛鳥編集長(ACCN)から、「令和に語り継ぎたいデジタルガジェット」というお題で原稿の依頼がありました。筆者が初めて購入したコンピューターはシャープの「MZ-2000」。それからあまりにも数多くのマシンを購入したり、試用したりしているのでどれにすべきかちょっと悩みましたが、愛着が強すぎていまだ手元に残しているPDA「CLIE PEG-UX50」(以下UX50)について振り返りたいと思います。

PEG-UX50はシリーズ後期に出た異色のモデル

UX50は、2003年7月17日15時にソニーから発表されたPDA(パーソナルデジタルアシスタント)です。ソニーは「Palm OS」を搭載した「CLIE」というPDAのシリーズを数多くリリースしていましたが、UX50はそのシリーズ後期に発売されたモデルです。

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▲従来のCLIEには縦型ディスプレイが搭載されていましたが、UX50で初めて横型ディスプレイが採用されました

UX50が画期的だったのはそれまでの縦型ディスプレイではなく、横型ディスプレイが採用されたこと。キーボードと内蔵スタイラスも用意されていたので、コンバーチブルPC的なスタイルで使えました。ディスプレイを開いている状態は「オープンスタイル」、ディスプレイを回転させて閉じている状態は「ターンスタイル」と名付けられています。

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▲これがターンスタイル。コンテンツ鑑賞に適したモードです。ただし表示画面を回転させる機能がなかったので、縦持ちで使うことはできませんでした

もうひとつの売りは、高性能、スタミナ、小型化を実現するためにソニーが自社開発したプロセッサー「ソニーHandheld Engine(CXD2230GA)」が搭載されていること。液晶パネル、カメラのイメージセンサー、バッテリーもソニー製のものが使われていました。現代ではパーツを自社製造することが優れた製品を作ることに必ずしも直結しませんが、UX50が当時のソニーだからこそ生み出せた製品であるとは言えるでしょう。

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▲中央やや左寄りにあるのが「ソニーHandheld Engine(CXD2230GA)」。2Dグラフィックスエンジン、DSP(オーディオ信号処理)、カメラインターフェース、MS-PROインターフェースなどもワンチップ化されており、基板サイズを20%減らしたと謳われていました

色褪せないハードウェアデザイン......というのは思い出補正?

今回の記事のために物置からUX50を発掘しましたが、改めて眺めても性能はともかくハードウェアデザイン、質感などは今でも色褪せていません。ボディーは内部シャーシも含めてマグネシウム合金製で、数字キー付きの大型キーボードを搭載し、なつかしの「Jogダイアル」を装備。480×320ドットの液晶ディスプレイは回転するウイングデザインを採用し、カメラも300度回転式となっているので前面、背面だけでなく、自由な角度で撮影できました。

いま見ると極太ベゼルはさすがに野暮ったいですが、とにかく手の込んだ作りで、現在でも通用するデザインだと思います......というのは思い出補正が過ぎますか?

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▲本体天面

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▲本体底面

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▲本体前面

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▲本体背面

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▲本体右側面

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▲本体左側面

一番長く使ったデジタルデバイスかもしれません

発表会場でUX50に一発で魅せられたワタシは、発売日に購入して相当長くメインのPDAとして使い倒しました。ボディーが小さく、Fキー、Jキーに突起もないのでタッチタイピングはマスターできなかったのですが、親指入力には絶妙なサイズだったので、移動中の原稿書きで大変活躍してくれました。

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▲UX50のキーボードは反発力が絶妙。数字キーが独立している点も、パソコン関連記事のスペックを入力するのに重宝しました

ただ、ヘビーにメイン端末として使い倒すとあっという間にバッテリーがなくなってしまいましたね。購入してから数日後には慌てて拡張バッテリーを購入。拡張バッテリーを装着すると、ちょうどディスプレイを除いた本体部分と同じぐらい厚くなってしまうのですが、以降退役させるまで付けっぱなしで運用していました。

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▲拡張バッテリーを装着するとこんなに分厚くなりますが、UX50のバッテリー駆動時間が最大3倍に延長されます

ガジェット好きとしては懐古主義とは無縁なつもりですが、UX50にはいまだ惹かれてしまいます。「GPD Pocket」などのUMPCが人気のいま、どこかのメーカー様がUX50を最新の技術で復活させてくれないかな......という思いを込めて、令和の時代に語り継がせていただきました。売れるかどうかは保証できませんが、「12万9800円」までならクラウドファンディングで出資することをここにお約束いたします。

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▲画面をお見せできずに申しわけございませんでした。バッテリーがお亡くなりになっていたので互換バッテリーを購入します。動作できる状態にして大事に保管したいと思います

CLIE PEG-UX50の主なスペック
OS:日本語版Palm OS 5(Ver.5.2)
CPU:ソニー Handheld Engine(CXD2230GA)
メモリー:合計104MB(ユーザー使用可能領域 本体:約16MB、内蔵メディア:約22MB)
インターフェース:miniUSB、Bluetooth、赤外線ポート、メモリースティックスロット、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b)、ヘッドホン・ステレオミニジャック
ディスプレイ:バックライト搭載TFTカラー液晶ディスプレイ(480×320ドット/6万5536色)
カメラ:有効画素数31万画素(総画素数37万画素)CMOS、F2.8
記録画像サイズ:静止画640×480ドット、動画160×112ドット
その他装備:モノラルスピーカー、ジョグダイヤル、モノラルマイク
LED:REC LED、Power LED、メモリースティックLED、ワイヤレスLAN LED、Bluetooth LED
外形寸法:約103×86.5×17.9mm(幅×高さ×奥行き)
重量:約175g(付属スタイラスを含む)
主な付属品:充電クレードル、ACアダプター、ACコード、USBケーブル、伸縮スタイラス、ハンドストラップ、インストールCD-ROM
バッテリー:リチウムイオンポリマー充電池
使用可能時間:約14日間



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