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アップル、ペアレンタルコントロールアプリ取り締まりは「セキュリティーの問題」とNYTに反論

なぜかスクリーンタイム導入以降に開発者の苦情が多数

Kiyoshi Tane
2019年4月30日, 午後03:00 in Apple
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アップルがペアレンタルコントロールアプリをApp Store上で取り締まっていると報じられた件につき、同社が公式リリースで反論を発表しました。

「ペアレンタルコントロールアプリケーションについての事実」と題された声明は、それらのアプリが自社iOSのスクリーンタイム機能と競合するからではなく「ユーザーのプライバシーとセキュリティを危険にさらした」からと説明するもの。あくまでガイドラインに違反につき、規則に沿ってアプリの修正要求および削除を実行したと述べています。

この声明においては、規制の対象とされたペアレンタルコントロールアプリがMDM(モバイルデバイスマネジメント)を使っていたことを強調。MDMとはデバイスからユーザーの位置やアプリの利用状況、メールアカウント、カメラへのアクセス許可や閲覧履歴などデリケートな情報を第三者がコントロールしたりアクセス可能とする技術です。

アップルが言うには、2017年初めの調査により、ペアレンタルコントロールアプリの一部がMDMを使っていることが判明。その調査に基づき、同年半ばにApp Storeのガイドラインをアップデートしたそうです。

MDMは本来は企業が社内で使うデバイスを管理する用途向けであり、一般ユーザーを対象としたアプリ開発者が利用することはApp Storeのポリシー違反であるとのこと。実際、ハッカーが悪意ある目的でMDMのプロファイルを使用できることが調査で明らかになったとしています。

こうしたガイドライン違反のアプリ開発者に対して、アップルは違反があることを伝え、まず30日の猶予を与えてアップデートを勧告。この勧告に従わなかったアプリはApp Storeから削除したと述べています。

アップルいわく「親は子供たちのデバイス利用を心配するか、プライバシーとセキュリティーへのリスクを負うかの選択を迫られるべきではありません」「あなたの子供のデバイスを管理するための無制限のアクセスを持つべきは、あなただけです。他の誰であってもいけないのです」とのこと。親がMDMを使用した危険なアプリに子供のセキュリティーとプライバシーを任せきりにするなと示唆しているようです。

そして「Appleは常に、親が子供のデバイスを管理するのを助けるサードパーティのアプリケーションをApp Storeでサポートしてきました」としてApp Storeプラットフォーム運営の公正さを強調。「これは競争の問題ではなく、セキュリティーの問題なのです」と結論づけ、同社がiOSのスクリーンタイムと機能が重複するアプリを締め出しているとしたThe New York Times報道に言及しつつ否定しています。

しかしNYT報道では、何年も前からMDMを使用している複数のペアレンタルコントロールアプリが紹介されていました。それがなぜ、2018年9月のiOS 12でスクリーンタイムが導入されて以降、急に取り締まりが強化されたように見えるのかは興味深いところです。




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Source: Apple
関連キーワード: apple, ios, mdm, ParentalControls, ScreenTime
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