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「自動運転で都市が変貌」トヨタ・パナ新会社、街づくりとテック融合

「競争力の低い土地」をテックで高付加価値化

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2019年5月9日, 午後12:50 in Mobility
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鉄道の発展とともに沿線に街が生まれ、モータリゼーションで都市の郊外化が進展したように、交通手段の変遷(=自動運転社会の到来)で街は大きく変わる──。そう語るのはトヨタ執行役員の白柳正義氏です。そんな信念をもってトヨタとパナソニックは新会社「プライム・ライフ・テクノロジーズ」を設立。両社が対等に出資し、2020年1月の設立を目指します。

この新会社には、トヨタグループから「トヨタホーム」「ミサワホーム」が、パナソニックグループからは「パナソニックホームズ」「パナソニックエンジニアリング」「松村組」を統合。また、三井物産による出資の可能性も検討します。

事業面では「建設」「住宅」「街づくり」の3つを推進します。「建設」ではメーカーとしてのノウハウを活用し、省人化・自動化による競争力向上を図るとのこと。また、3ブランド「トヨタホーム」「ミサワホーム」「パナソニックホーム」の住宅建設におけるバックヤードを共通化することで、業界トップクラスの競争力の実現を目指します。

住宅に不向きな地域も、自動運転で快適な街に

加えて「競争力の低い土地」のテクノロジーを活用した高付加価値化も標榜します。

トヨタ・白柳氏によると、現在は"便利だけど狭い都心"に住むか、"広いけど不便な郊外"に住むかの二者択一だといいます。しかし、自動運転社会の本格到来や5Gに代表される通信の発達によって、これまで住宅に不向きと思われていた地域も、利便性と快適性を兼ね備えた先進的な街に生まれ変われるとのこと。

「通信の発達でわざわざオフィスに行く必要はなくなる。モビリティサービスの発達で移動も自由になる。買い物も近くに店舗がなくても、家までお届けが当たり前になるかもしれない。豊かな自然環境に住みながらも利便性を享受できる。人々の移動手段が変わることで、街のありかたが大きく変化する可能性がある」(トヨタ自動車 白柳氏)

なお新会社はトヨタ・パナソニック両社の連結対象外となる見通し。また、日本で蓄積したノウハウをもとに、海外展開も視野に入れると表明しました。



「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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