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容疑者装着の電子足輪、ファームウェア更新失敗で一斉に追跡不能に。オランダ警察は所在確認に追われる

管制室大慌て

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年5月13日, 午後07:00 in Wearables
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オランダ警察は、逮捕者もしくは保釈中の容疑者が行方をくらますことがないよう、「ハイテク足かせ」ことアンクレット型行動追跡システムを採用しています。しかし、このデバイスのファームウェアのアップデートが失敗し、管制室から装着者らの行動を監視できない問題が発生しました。

この問題は5月9日に発生し、その日のうちに復旧しました。しかしオランダ法務省は、罪の重さや逃亡の恐れが大きい一部の容疑者を緊急に拘束し、留置場に送り込む対応を取らざるを得ませんでした。またその他の装着者についても警察が住居を訪問するか、携帯電話を通じて居場所をチェックインさせることで所在を確認しました。

実は、オランダにおいて行動追跡システムが不通になったのはこれが2回目のことです。前回は2018年8月のことで、このときはデバイスのアップデートではなく、携帯電話ネットワークがトラブルで不通となり、常時監視視してるという約700人のうち450人の行動追跡システムからのデータを受信できなくなりました。

ネットワークとIoT、ウェアラブルデバイスが進歩するにつれ、次第にその通信内容にも重要なものが含まれるようになりつつあります。なかには通信が途切れるという、無線通信では当たり前に発生する現象を想定していないものも増えているかもしれません。

行動追跡システムも、普段から容疑者もしくは犯罪者を長時間拘束したり、尾行の警察官を付けたりする必要をなくす非常に便利なものですが、もしもネットワークやデバイスそのものがダウンしてしまえば、一斉に装着者全員の行方を見失うことにつながります。これまでのところは、トラブル発生中も大きな問題は起こっていませんが、前回から1年も経ないタイミングでの不具合発生は、容疑者らに「次また何かあれば...」と考えさせる可能性もあるかもしれません。

同様の行動追跡システムを使っている公的機関は、何らかの通信トラブルが発生した場合のバックアッププランや、アップデート失敗の際のロールバック機能などをまじめに用意しておく必要がありそうです。




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