Sponsored Contents

Mobileの最新記事

Image credit:
Save

クレーンゲーム景品の「Bluetooth子機」が実はケータイだった!香港でSIMを入れて使ってみる

100円で海外用GSM携帯電話をゲットできるチャンス

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年5月15日, 午後12:40 in Mobile
277シェア
0
277
0
0

連載

注目記事



今やクレーンゲームの景品は何でもあり、てな状況ですが、最近タイトー系のゲームセンターで面白いものを見かけました。「Bluetooth子機」というもので、スマートフォンのハンズフリー子機として使える端末です。ところがこれ、海外で売られているGSMの携帯電話っぽいので気になります。商品名は「MINI Phone 1.8」ですが、実は「Mobile Phone」では?日本ではGSMの電波が飛んでおらずテストできないので、筆者が居住する香港に持ち帰って試してみました。

UFOPHONE

MINI Phone 1.8の外観は東南アジアなどで今でも見かけるGSMの単機能携帯電話そのものです。ディスプレイの下に音楽再生キーがあるなどちょっとした機能も搭載していますが、まあ使うことはないでしょう。なおクレーンゲームの景品の上限は自主規制で800円とのことですが、海外ではこの手の端末は1000円から2000円程度で売られています。原価は数百円なのでしょう。

UFOPHONE

背面カバーを開けると、大きく目立つのが技適のシールです。このBluetooth子機は日本で使えるようにBluetoothの技適を取っているとのこと。あくまでもBluetooth子機なので携帯電話として使えるかどうかといった説明は一切ありません。

UFOPHONE

ところがこの技適シールをはがすとSIMカードスロットが目に入ります。しかも2つ。まさに海外で売られている最近のGSM携帯電話に似ています。

UFOPHONE

ちなみにバッテリーには「BL-5C」の記述が。ノキア全盛時代にノキアの端末が採用していたBL-5Cと互換サイズ。一時はマイナー系メーカーの端末やGPSなどにも互換品が使われたもので、当時は業界標準と呼べるほど多くの製品が勝手に同じサイズのバッテリーを使っていました。今でもこうして残っているんですね。

UFOPHONE

SIMカードのサイズは数年前なら標準サイズだったミニSIM(2FF)。いまではほとんど使われていないもの。SIMカードはスロットイン式なので端子の位置を合わせれば、マイクロSIM(3FF)やナノSIM(4FF)もそのまま入ります。慣れればSIMサイズを変更するアダプタを使う必要はありません(スロットのピンを破壊することがあるのでアダプタはおすすめしません)

UFOPHONE

電源を入れると待ち受け画面にはアンテナマークは出てきません。ファームウェアで殺しているようです。

UFOPHONE

しかしサービスコマンド「*#06#」を打つと、IMEI番号が2つ出てきます。GSMのモデムをちゃんと搭載している証です。

UFOPHONE

さて入れたSIMは香港で買った適当なキャリアのプリペイドSIM。すぐに音が鳴ってメッセージが届いています。SIM開通のお知らせなのでしょう。いきなりMINI Phone 1.8が携帯電話として使えることがわかりました。左ソフトキー部分の「読み物」など日本語表記は適当ですが、そのあたりは気にしない。その「読み物」を開くと、SMSが読めますね。

UFOPHONE

他のスマートフォンからSMSを送ってもきちんと読めます。中華フォントなのは端末のスペックを考えれば当然。こんな格安機で美しい日本語が表示されたら、それはそれで不気味です。

UFOPHONE

ところがMINI Phone 1.8からSMSを新規に作って発信しようと思っても、メニューに「SMS」がないのでSMSを作ることができません。SMSは届いたときのみ画面にアプリが立ち上がります。ということで「SMS新規作成」はできず、SMSを送りたいときはSMSが届いた直後に「SMSの返信」でしかできないのです。

UFOPHONE

では通話はどうでしょうか?まずMINI Phone 1.8に他のスマートフォンから電話をかけると着信します。通話機能も生きています。

UFOPHONE
それではMINI Phone 1.8から他へ電話発信してみましょう。しかしSMS同様に、メニューに「通話」に関するアプリがありません(緑のアイコンは通話履歴)。つまり電話の新規発信もできないのです。通話履歴からリダイヤルしようと思っても、Bluetooth発信しかメニューには現れずできません。

UFOPHONE

そこで「連絡先」に新規の電話帳を作れば発信できるはず。やってみると連絡先はSIMカード1、SIMカード2、または本体に保存できます。名前と電話番号を入力して新規連絡先を作り、電話番号の部分を押すと画面下中央に発信アイコンが出てきます。

UFOPHONE

しかしキーパッド中央のボタンを押しても「ダイヤルアップに失敗しました」と表示され、発信できません。どうやらMINI Phone 1.8からの発信はソフトウェアでできないようになっているようです。

UFOPHONE

ということでクレーンゲームで頑張れば100円でゲットできる「海外用GSM携帯電話」と思いきや、電話の発信はNG、SMSの新規作成ができないので(それ以前に日本語入力ができないという問題がありますが)、限られた用途にしか使うことはできません。そもそもBluetooth子機なのでSIMカードを入れる使い方が間違っているのですけどね。

UFOPHONE

それでもクレーンゲームで携帯電話がゲットできるなんて面白い時代になったものです。ぜひ後継モデルも出してほしいものです。



夏だ!フリマだ!エンガジェ祭だ! 8月10日、11日無料イベントを開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

関連キーワード: gsm, MiniPhone1.8, Mobile
277シェア
0
277
0
0

Sponsored Contents