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SIMハイジャック犯グループ、約2億6000万円の仮想通貨を強奪。通信キャリアのオペレータも犯行に協力

ハッキング知識必要なし

Kiyoshi Tane
2019年5月14日, 午後03:40 in security
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AndreyPopov via Getty Images

今週、米ミシガン州検察は、SIMカードをハイジャックして暗号通貨を盗み出したとして、9人の容疑者を起訴したと公表しました。裁判所の文書によると、彼らは犯行により240万ドル(約2億6300万円)もの利益を手にしたとされています。

ミシガン州検察の発表によれば、米国とアイルランド在住の容疑者のうち6人が「The Community」と呼ばれる犯行グループのメンバーであり、SIMハイジャック詐欺に参加したとされています。

SIMハイジャックとは、SIMカードの乗っ取りのこと。そのやり口は、まず犯罪者はSIMカードを紛失したと通信キャリアに偽りの届け出をして、自分のSIMカードに電話番号を転送してもらうか、新たにSIMカードを発行してもらうように手続き。

これが成功すると新規発行のSIMカードのみが有効となり、被害者は事実上SIMカードを失うしくみです。「ただ通信キャリア側の担当者を騙す(ないし抱き込む)」という点で通常の詐欺と変わらず、高度な知識やハッキング技術は必要ありません。

電話番号を入手した犯罪者は、2要素認証などのセキュリティ対策を回避して、紐付けられた被害者のアカウントを思うがままにコントロールできます。海外テック系サイトThe Vergeによると、SIMハイジャックは多くの場合、暗号通貨ウォレットに用いられ、資金を盗み出すのに使われるそうです。

The Communityは暗号通貨を盗むため、この手口を7回も使用したとのこと。別の訴状では、通信キャリアのオペレーター3人も犯罪の一環として賄賂を受け取った(協力した)として告発されています。

通信キャリアの従業員は電信詐欺で起訴され、主犯となる6人は詐欺および個人情報の盗難等の罪を合わせて起訴。有罪判決がくだされた場合、それぞれが数十年もの懲役に服する可能性があります。

単純にすべての刑期が加算されていくアメリカ式ゆえに重い刑という印象を受けますが、特に専門知識も必要ない手軽さ、その割に得られる額は大きいため、同種の犯罪に対しての抑止力になる可能性は低いかもしれないとの指摘もあります。資産の管理のために電話番号を2要素認証に使っている人は、定期的にSIMカードが無効になっていないかどうか確認したほうが良さそうです。




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Via: The Verge
関連キーワード: crime, cryptocurrency, internet, security, sim
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