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Air Pods内蔵にえんぴつ型?今も買える中華トンデモ携帯電話:山根博士のスマホよもやま話

実用性より見せるためのケータイが欲しい人のために

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年5月15日, 午後05:50 in Gadgetry
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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中国のスマートフォンメーカーが二流品と言われたのはもはや遠い昔の話で、ファーウェイやOPPOと言えばいまや大手メーカーの仲間入りを果たしています。今から10年以上も前は深センに行けばどうやって使えばいいのかわからないような「謎ケータイ」がたくさん売られていましたが、もはやそんな面影を残している中国メーカーはありません。筆者が買った人生最大のネタ製品「ヒゲ剃り内蔵ケータイ」なんて、もう二度と出てくることはないでしょう。

と思ったら探せばまだまだ怪しい端末を作っているメーカーが残っていました。アリエクスプレスで世界に携帯電話を販売しているServoで、小型スマートフォンなど特徴ある製品をいくつか出していますが、令和の時代になってもGSM/2Gの携帯電話を作り続けています。しかもその携帯電話がかなり謎な仕様になっているのです。

たとえば「R25」は一見するとただのストレート型携帯電話で、これといった特徴は見当たりません。仕様を見るとW-CDMA/3G版もあるようですが、価格設定が無いので特注なのか作っていないのか。いずれにせよ日本では物理的には使えない設計です。

SERVO

しかし本体の上のカバーを開けると何かが見えます。そう、ここに小型のBluetoothヘッドセットが収納されているのです。しかも収納時は自動充電、取り外すと自動的に電源が入るという優れた仕様。

SERVO

WEBの説明を見るとこのBluetoothヘッドセットはiPhoneなどほかのスマートフォンで使うことができます。R25はただのケータイですから、これに音楽を入れて複雑な操作をしようと考える人はいないでしょう。自らヘッドセットを収納できるのに、他の端末で使うことを考えているとはなかなか謙虚。

SERVO

元の発想は超小型Bluetoothヘッドセットの充電ケースに携帯電話を内蔵させてしまえばいいというものなのかも。背面には大型スピーカーを搭載しているので本来ならR25単体で音楽ケータイとして使ってほしいのでしょうが、今の時代そんなことをする人はいないでしょう。どうせならAirPodsをそのまま装着して充電できる携帯電話を作ったほうが売れそうな気もするのですけどね。

SERVO

続いてはこちら。ペン型携帯電話「K07」。ペン型デバイスと言えばキングジムがスマートボールペン「インフォ」を発表したばかりですが、K07は単独でも使える携帯電話。直径21ミリはペンとしてはかなり太目。強引にペン型に仕上げたということのよう。

SERVO

約1インチのカラーディスプレイを搭載しカメラも内蔵。録音もできるのでスパイカメラ的に使えます。ただしカメラ解像度は30万画素(300万画素ではなく)。パンフォーカスでしょうしマクロも撮影できないでしょうからお遊び程度のレベル。本体価格30ドル程度では仕方ないとはいえ、せめてカメラだけでもいいものを載せてほしかった。

SERVO

スピーカー内蔵でヘッドフォン不要でFMラジオを聴くこともできますが、実はヘッドフォン端子が無いので仕方なくスピーカーから駄々洩れさせるという仕様のよう。一番欲しいのはスマートフォンからのプッシュ通知機能ですが、そんな高度な機能もありません。

SERVO

唯一使える機能と思えるものはBluetoothヘッドセットとしてスマートフォンの子機になること。キングジムのインフォにはこれはできない芸当です。ペン型のハンズフリー子機にたまたまGSM携帯電話が載っていた、そんなお遊び感覚の製品と言えるでしょう。

SERVO

Servoは他にもSIMカードが4枚入る携帯電話を出していますが、最近あまり話を聞かないだけでこの仕様の端末はもう何年も前から販売されています。GSMの停波が始まりつつある今、せめてW-CDMAに対応してくれれば面白い存在なのですがServoにそこまでの開発力は無いでしょう。

SERVO
先進国の製品の品質と比べれば「ネタで使う」レベルなのですが、それぞれの製品のアイディアは悪くありません。数年もしないうちにこれらの製品は消え去ってしまうでしょうから、変態端末が好きな人はいまのうちに抑えておくべきかも。なお技適なんてものはありませんから使用は自己責任で。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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関連キーワード: Airpods, Gadgetry, Kingjim, SERVO
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