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やりすぎスマホ「ZenFone 6」はASUSがすべてをつぎ込んだ最終兵器だ:山根博士のスマホよもやま話

スペック、質感、ギミック全部が最高なASUS集大成

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年5月28日, 午前11:00 in smartphone
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2019年上半期最後のハイエンドモデルと呼べる、ASUSの「ZenFone 6」がまもなく発売されます。Snapdragon 855の搭載は予想されていましたが、フリップ式カメラという飛び道具の搭載はだれも予想できなかったかもしれません。しかもバッテリーは5000mAhと大容量。「全部入り」とも呼べるほどあらゆる機能を詰め込んだ、一見するとやりすぎとも言える仕上がりの製品です。

※5/28訂正:記事初出時、ZenFoneのバリエーションモデルとして「Power」を挙げていましたが、現行のZenFoneにPowerは存在しません。また、一部モデルの表記が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。

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初代ZenFoneシリーズの「ZenFone 5」は誰もが買える価格ながらも必要十分なスペックを投資したバランスの良い製品でした。ところが気が付けばZenFoneシリーズは「モデル名+製品特徴」というバリエーションを増やしすぎてしまい、「Pro」「Lite」「Max」「Zoom」「Selfie」「Deluxe」「Live」など、消費者がどの製品を選べばよいか混乱する状況に陥ってしまっています。しかも最近は(M1)や(L1)など、さらにわかりにくいサブ型番を付けたモデルが登場しています。ASUSももはや、自分たちがどうすればいいのか悩んでいるとしか筆者は思えません。

ZenFone 6は、そんなASUSのスマートフォンラインナップの混迷を立て直すべく「すべての集大成」といえる製品として登場しました。ここで1年前を振り返ってみると、2018年モデルのZenFone 5は「5」「5z」「5 Lite」と、わざわざ3つのモデルに分けて投入されました。これはファーウェイのハイエンドモデルの戦略に倣ったのでしょう。ですがそもそもユーザーニーズがあったうえでの3モデルなら納得しますが、ZenFone 5 2018年モデルは「数を増やすため」の3モデルだったとしか思えません。

ZenFone 6には上位モデルも下位モデルも存在しません。最上位のCPUに大容量メモリ、さらに高画質カメラも搭載したハイスペックモデルだけです。そしてこの唯一のフラッグシップモデルは他社の最上位モデルと比べても遜色のない仕上がりになっています。つまりASUSが自信をもって消費者にアピールできる製品なのです。ちなみにASUSは今年で30周年を迎えますが、このZenFone 6からも美しい背面仕上げとした30周年限定バージョンが登場します。

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とはいえハイエンド製品でもほぼ同じスペックなら、ほとんどの消費者はアップルやサムスン、ファーウェイを選ぶでしょう。なぜならASUSには「名前だけでお金を出してくれる」ほどのブランド力は備わっていないからです。つまりスペックだけではASUSが他社に打ち勝つことはできません。

ところがZenFone 6には他社の製品には無い唯一無二の機能があります。それがフリップ式のカメラです。ZenFone 6のメインカメラは4800万画素F1.8と明るいワイドレンズに加え、1300万画素のウルトラワイドレンズを搭載します。「高画質」「明るさ」「超広角」という、最近のスマートフォンのカメラに必須の3要素を備えているのです。そしてこのカメラはフロントカメラとしても使えるように、本体背部から前面に飛び出すように回転するのです。

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ZenFone 6のカメラをフロントカメラとして使うと、このカメラ性能の高さは驚異的な性能を発揮します。DxO Markのセルフィースコアは98と、Galaxy S10 5Gの97、Galaxy S10+の96を上回ります。その次に位置するのがPixel 3とGalaxy Note9の92ですから、ZenFone 6のフロントカメラ性能がいかに高いかわかるでしょう。

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「でもフロントカメラなんて使わない」という人もいるかもしれませんが、ZenFone 6のフロントカメラはついつい使いたくなる機能も搭載されているのです。たとえば自動トラッキング機能。これはZenFone 6のカメラが顔やオブジェクトをトラッキングして動いてくれるのです。回転式カメラだからできる技で、使い道としては本体を横方向にして、顔やオブジェクトが左右に動いても常に真ん中にくるようにカメラが自動で動いてくれます。

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また三脚を使ってZenFone 6のカメラを使うときなど、ボリュームボタンの上下を押すことで、カメラを細かく動かすことができます。ZenFone 6のカメラはモーターで動作するため、おおざっぱではなく正確な位置に自由に止めることができるのです。

なおComputex Taipei2019前日に行われたASUSのプレスカンファレンスでは、ノートPC新製品だけではなくこのZenFone 6も紹介されました。スマートフォンとしての性能が高いことは当然ですが、やはりカメラ周りの説明がより細かく行われていました。

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カメラはかなりの耐久性を持っているようですが、何度も開閉を試してみるとたまに完全に閉じない場合があるなど、最終製品に向けてまだ作りこみを行っているという状況のようです。最近のスマートフォンは光学ズーム性能にフォーカスを当てていますが、ZenFone 6のカメラはそれらとは異なるベクトルを向いており、フロント側での新しい使い方を提唱している点で大きな差別化ができそうです。

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そしてもう1点重要なのがバッテリー容量。ZenFone 6は5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。同じSnapdragon 855を搭載したスマートフォンで、ここまで大型のバッテリーを搭載した実在モデルはNubiaのRed Magic 3しかありません。

他社も含め、大容量モデルはミッドレンジクラスの製品で提供し、ハイエンドモデルはそれなりに大容量ではあるものの、自社のミッドレンジモデルより容量を下げた電池を搭載することが一般的です。しかしZenFone 6はASUSのスマートフォンとして現行モデルで最大容量のバッテリーを搭載しているのです(同じ5000mAhのバッテリーを搭載するモデルは他にもあります)。

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スペックを高めただけではなく、電池容量も大きいZenFone 6。ここまで欲張ったスマートフォンは他には無いと言えるのではないでしょうか?ASUSがこれまでのZenFoneシリーズで培ったすべての技術を詰め込んだともいえるZenFone 6、日本での登場には大いに期待したいものです。




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