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10兆円超の被害を生んだウィルス群収録のPCが競売中。約1億4200万円を突破

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Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年5月28日, 午後07:00 in Art
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推定で950億ドルもの損害を生み出した6つのコンピューターウィルスをローカルに保存したノートPC、通称「The Persistence Chaos」がオークションにかけられました。価格は134万5000ドル(約1億4700万円)を突破しています。

サイバー犯罪で世界転覆を企てようというわけでもなければ、誰がこんなものに価値を見いだすんだとも思える品ですが、このノートPCは「アート作品もしくは学術的な理由での使用」を目的として出品されています。このオークションはウェブサイト上で行われており、入札があった時点で品物が保留されるものの、24時間以内に「要求されたフォローアップ情報」を入札者が提出しなければオークションが再開されるしくみになっています。

このマルウェア入りPC、通称「The Persistence Chaos」は、サイバーセキュリティ企業Deep Instinctがアート作家のGuo O Dong氏に、"サイバー攻撃という実態のない脅威に物理的な形を与える"と言うテーマで制作を依頼したもの。

収録されたマルウェアは、世界150か国で20万台以上のコンピューターに感染し約40億ドルもの被害を生み出した、かの"WannaCry"をはじめ、ウクライナで送電網をブラックアウトさせたトロイの木馬"BlackEnergy"、ある日突然メールに添付されてやってくる"I LOVE YOU"や"MyDoom"、"SoBig"、銀行口座を狙う"DarkTequila"が含まれています。

もちろん、万が一にも問題を引き起こすことがあってはならないため、「The Persistence Chaos」はほかのコンピューターや有線/無線ネットワークからは隔離された場所に置かれています。

作品のテーマは理解できなくもなく、実際に130万ドルの値が付いたアート作品とはいえ、われわれの感覚からはこんなものに価値があるとはまったく思えないのが正直なところです。しかし、たとえばこれが絶滅した古代文明が実際に使っていた武器のようなものだと考えれば、その手のコレクターにとってはとてつもない価値を持つものになり得るのかもしれません。

もし芸術家として活動してきたけど芽が出ないという人は、いくつか中古PCをかき集めてきて、そのPCが活躍した年代のマルウェアをインストールすれば、しかるべきオークションでボロ儲けができるかもしれません。ただし、盗作と言われないための工夫は必須です。




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