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3万円スマホ「moto g7」のこだわり、モトローラ社長に聞く

5Gへも意欲

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2019年6月2日, 午前11:45 in Android
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5月30日、SIMフリースマートフォン「moto g7」シリーズ3機種を発表したモトローラ。中南米などで強い同社らしく、上位機種でも4万円以下とコストパフォーマンスに優れたモデルです。

moto g7シリーズを投入した狙いを、モトローラ・モビリティ・ジャパン代表取締役社長のダニー アダモポウロス氏に聞きました。

Motorola


——今回、moto g7シリーズとして3モデルを投入されました。それぞれのモデルの特徴を教えてください。

アダモポウロス氏:モトローラのスマホの持ち味は、手頃な価格、設計品質の高さ、使いやすいソフトウェアです。moto g7シリーズでは、2万円台からという安価なモデルですが、背面にはコーネル社製のゴリラガラスを採用し、高級感を持たせています。エントリーモデルだとしてもセキュリティにはこだわりがあり、下位モデルのg7 powerから指紋認証センサーを採用しています。

ソフトウェアはAndroidの標準に近いユーザーインターフェイスを採用しながらも、手首のスナップでカメラを起動する機能など、独自のジェスチャーを加えています。加えて、急速充電もサポートしており、日常の使い勝手にこだわっています。また、今回のg7シリーズでは、Googleが認証するAndroid Enterprise Recommendedも取得し、ビジネスでも安心して使えるようになっています。

私たちがmoto g7シリーズを日本で提供するにあたって心がけたのは「グッド・ベター・ベスト」という選択肢を用意することでした。確かにmoto g7 powerとmoto g7、そしてmoto g7 plusは仕様が似ています。ただし、それぞれに特徴があり、好みにあわせて選べるようになっています。

「グッド」なmoto g7 powerについては、2万5800円と価格が安いというのももちろんですが、長持ちする大容量バッテリーという魅力があります。5000mAhという大容量バッテリーは、スタンバイ状態で3日間持続します。

Motorola▲moto g7 power

moto g7は、デュアルカメラを備え、多くの仕様がg7 plusと共通となっていますが、3万800円という、より手に取りやすい価格にした「ベター」な1台です。

「ベスト」なmoto g7 plusは、カメラがもっとも魅力的なポイントです。F1.7の明るく撮れるレンズに光学式手ブレ補正も搭載しています。もちろん、価格は3万8800円(税別、以下同)と手に取りやすいレンジに抑えています。

MotorolaMotorola▲moto g7 plus

実は、当初はg7とg7 plusの2機種のみを販売するつもりでした。一方で、日本では大手キャリアが"分離プラン化"する動向もあり、スマートフォンのより価格によりシビアなユーザーが増えてくるとみています。

そこで、g7とg7 plusに加えて、もう1機種を投入しようとなったとき、moto g7 powerのほかに、ローエンドのmoto g7 playという選択肢もありました。この2機種を比較した上で、大容量バッテリーのmoto g7 powerの投入を決めています。今の日本のスマホ市場では、2万円台で大容量バッテリーという選択肢が存在しません。それがこの製品を投入する決め手でした。

——今回、上位機種の「moto g7 plus」で華やかなカラーを取り入れていますね。それぞれのモデルでこの色を選んだ理由をお聞かせください。


アダモポウロス氏:カラーについては、海外での販売動向も加味して決めています。モトローラは赤いスマートフォンはあまり作っていないのですが、特にヨーロッパとラテンアメリカでは、今回の赤色(ビバレッド)は極めて好評でした。

そこで、上位機種のmoto g7 plusでこの赤色を取り入れています。上位機種はモトローラのスマホだからこそ買ってくださるような方も多いので、華やかなカラーラインナップにしています。

中位モデルのmoto g7では、セラミックブラックとクリアホワイトという2色を選びました。モトローラが日本でスマホでホワイトをラインナップするのは、実は2014年のNexus 6のことです。ツヤを持たせ、男女ともに合わせやすい色合いに仕上げています。moto g7 powerはセラミックブラックの1色のみですが、ビジネスでもプライベートでも扱いやすい色合いに仕上げています。

Motorola▲moto g7

——大手キャリアの分離プラン化で端末購入補助がつかなくなると、4万円台の廉価モデルながら防水やおサイフケータイに対応するモデルも増えてくることが予想されます。モトローラのスマートフォンは防水やおサイフケータイといった日本仕様に対応していませんが、どのように勝負を挑むのでしょうか。

アダモポウロス氏:今は大手キャリアの補助金付き販売に慣れっこになっていて、多くの消費者が高機能なスマホが安く手に入るのは当たり前だと思っているようです。

しかし今後は、大手キャリアに分離プランが導入されます。そうなると、消費者は本当に必要なものを見極めて買うようになるでしょう。防水が必要か、FeliCaが重要なのか。

消費者にとって本当に必要なものとはなにか。私たちが世界の消費者に継続的な調査を行っています。その消費者の声を結果を取り入れた製品が、moto g7シリーズなのです。

Motorola

もし日本の消費者にスマホに必要な要素トップ3を尋ねたならば、バッテリー、セキュリティ、そしてソフトウェアのアップデートと答えるでしょう。防水やFeliCaは、そのリストではきっと7位〜10位ほどになっているはずです。

moto g7シリーズはNFCに対応していますが、おサイフケータイ(FeliCa)には非対応です。FeliCaは製品の価格を押し上げる要因になります。大手キャリアのように補助金がなければ、多大な製造コストがかかります。

もし、消費者として重要な機能であれば、それは世界で販売されるハードウェアには必ず搭載されるはずです。防水やFeliCaは日本では求められる機能ですが、必ずしもすべての人が求めている機能ではないということです。そして現在のところ、モトローラを選ぶユーザーは防水やFeliCaが必要だとは言ってません。

ただし、防水についてはIPX2相当の耐水性を備えているので、デスクで水をこぼしてしまったというような日常のトラブルには耐えられるようになっています。このスマホを持ったままプールで泳いだりすることはできませんが。

Motorola


——SIMフリー市場で競合するファーウェイが米国から排除されつつある状況ですが、これはモトローラにとって追い風になるのでしょうか。

アダモポウロス氏:申し訳ありませんが、この問題にはコメントできません。影響がどうなるかを判断するのはまだ時期尚早だと考えています。注意深く状況を観察する必要があるでしょう。いずれにせよ、私たちにできるのは、ビジネスとして、素晴らしい製品を提供し、すべてのお客様に販売することだけです。

——通年では、Zシリーズの新バージョンが秋冬に発売されていますが、今年もあるのでしょうか。

アダモポウロス氏:今回は、Gシリーズを発表するためにこの場でインタビューに答えていますが、もちろんートフォリオには他の製品も存在します。その時が来たら改めてお知らせします。

——少し気が早いようですが、2020年には日本で5Gサービスがスタートします。モトローラとしても日本で5G対応の製品を投入していくことになるのでしょうか。

アダモポウロス氏:我々モトローラは、米キャリアのVerizon向けに初の5G対応スマートフォンを投入した実績があります。ただ、残念ながらVerizon向けに投入した「moto z3」の5G Modsは他キャリアの5Gサービスでは利用できない仕様となっています。

とはいえ、ポートフォリオ上にはもちろん、新しい5G製品の計画もあります。日本ではつい最近、政府による5G向けの周波数割り当てが完了しました。我々は日本の5Gキャリアと協議を重ね、5G時代の製品が投入できるように試みています。モトローラのスマホはまだ先に進みます。

——本日はどうもありがとうございました。

Motorola

現在のモトローラは、日本でSIMフリースマホを中心に展開しており、大手キャリアのユーザーにとってには馴染みが薄い存在となっています。とはいえ、同社は設立から90年となる通信機器メーカーの名門。Lenovo傘下となって以降も、米国を拠点に製品開発を進めてきました。

今年2019年には日本では大手キャリアで分離プランが導入され、徐々にスマートフォンの割引販売が減っていく状況にあります。こうした市場環境の変化は、コストパフォーマンスの高いモデルを着々と投入し続けてきた同社にとって、拡大へのチャンスとなるかもしれません。



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