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ARマイクラMinecraft Earthゲームプレイ初公開。#WWDC19 でARKit 3のオクルージョン実演

iPhone独占(いまのところ)

Ittousai, @Ittousai_ej
2019年6月4日, 午前05:25 in Apple
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マイクロソフトが、AR版マイクラこと『Minecraft Earth』(マインクラフト アース)のゲームプレイを初めて公開しました。

舞台はなんと、アップルの開発者カンファレンス WWDC19のキーノートプレゼン中。iPhoneの新しいAR機能、ARKit 3の活用例としてのライブデモで初披露です。

ARKit 3の新機能「People Occlusion」により、手前にいる人間の背後にARが回り込んでみえる、非常に自然で高度な表現を実現しています。



マインクラフトアースは、マイクロソフト(傘下の開発スタジオMojang)が5月に発表した、マインクラフト10周年記念の完全新作モバイルゲーム。

現実世界を歩きまわって鉱物や動物を集めたり、クエストをクリアする位置情報ゲームの要素に加えて、スマホをかざすと机のうえにレゴのようなマイクラのブロックが現れるビルドモードや、作った作品を等身大のARにして入り込んで遊べるプレイモードなど、現実世界とマイクラ世界が融合したARが特徴です。

マインクラフトの完全新作ARゲーム『Minecraft Earth』発表。全地球マイクラ化計画開始

マイクラアースは一部のメディアが事前プレイしているものの撮影やスクショは不許可で、5月の正式発表時に公開されたのもイメージ動画だけ。今回のWWDC19 ライブデモが、マイクラアースの実際のプレイ画面としても初公開になります。

驚くべきは、ARKit 3の新機能「People Occlusion」により、仮想のマイクラ世界に人が入り込んだような表現を実現していること。つまり、ARで書かれた仮想ブロックの「手前」に人間がいて動いていること。

従来のARではいくらリアルに見えても、手前に人やモノが映り込んだ途端、ARが現実にめり込んだような、前後の距離感がおかしな表示になっていました。

(あくまで例として。オクルージョンに未対応のポケモンGOで、正面にAR+でポケモンを表示して、カメラの前に手をかざしたとします。

本来は「手の指の間からポケモンが見える」表示になるはずですが、オクルージョン非対応のARでは単純にカメラ映像の上に仮想物体が合成されるため前後関係がおかしくなり、「巨大な手のひらにポケモンが乗っている」ような不自然な表示になります。)


アップルがiOS 13から導入するARKit 3では、人間に限って、ARがちゃんと背面に隠れる People Occlusionに対応します。これはカメラの映像から機械学習などの技術で人間の輪郭を抜き出し、人間に重ならない部分のみARを描画する技術。

人間のオクルージョンはこれまで、Google Pixel 3のAR写真機能 Playgroundの自撮りモードや、アップルならば自撮り動画アプリClipsの背景置き換えなどで採用されています。しかしいずれも前面カメラで、前景と背景の距離が大きく、デュアルカメラの視差など奥行きの手がかりとなる情報がある場合の限定的な機能でした。

iOS 13のARKit 3では、機械学習と画像解析でメインカメラの映像に人のオクルージョンを実現します。

今回のマイクラアース初公開ライブデモでも、人物の足元あたりは輪郭の判定が難しいのか、草ブロックとの境界がチラチラと瞬いていましたが、それにしても信じがたい精度です。

(よく見ると、顔と目の前にかざしたスマホのあいだなど、不定形で小さな隙間は「抜き」に失敗していることが分かる。

デモのステージは人と背景をくっきり切り分けやすい高コントラストで障害物なし、他のプレーヤーもいないという理想的な状況です)





こちらはアップルが公開したARKit 3のデモ動画。自然すぎて一見なにがすごいのか分かりません。


Minecraft

マイクラアースのデモとしては、ビルドモードとプレイモードの2つの遊び方が公開されました。ビルドモードはブロック遊びのように、縮小したブロックをAR表示して机や床の上で好きなものを建築・配置して遊ぶモード。

WWDC19のデモはプレイするのがひとり、一歩引いて眺めるのがひとりでしたが、5月にマイクロソフトで事前テストプレイした際は、すでに複数人のフレンドと一緒にビルドが楽しめました。


作った作品をほぼ実寸のAR表示で、入り込んで遊べるのがプレイモード。本日のデモでは見せませんでしたが、このときも複数人数で一緒に遊べます。

マインクラフトアースはこの夏以降、ARKit対応の iPhone / iPad と、ARCore対応の Android向けにリリース予定。

iPhoneでもAndroidでも遊べますが、このオクルージョンの機能はいまのところアップルしか発表していない iPhone独占の機能です。

5月にレドモンドのマイクロソフト本社で開発中のマインクラフトアースを実際に遊んだ時点では、アップルが6月に発表する機能を勝手に公開してしまうわけにもいかないため当然とはいえ、オクルージョンがない状態でした。

オクルージョン対応についてその場で Minecraft Earthの技術責任者に尋ねたところ、妙に原理原則の一般論によせた模範解答ばかりの印象でしたが、5月時点でゲーム画面を出さなかったことも含め、なるほどWWDCでARの聖杯ともいえるオクルージョン対応とともに華々しく発表するためだったのか、と思えば納得です。

ARKit 3 は、この秋にiOS 13と同時にリリース予定。

この秋以降、ARKit 3とマインクラフトアースのオクルージョン対応が揃った時点で、AndroidのARCoreが同様の機能を提供していない場合(あるいは、マイクラ側が未対応の場合)、iPhoneではマイクラ世界に入り込んだプレーヤーが自然に表示されるのに、Androidでは不自然な表示になることも考えられます。

「正しい・自然な」表示がゲームプレイ的に有利か不利かはまた別の話ですが、ポケモンGOのAR+がiPhoneに10か月近く遅れてAndroidに導入されたように、マイクラ端末としても格差が生まれるかもしれません。

Minecraft

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