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GMとミシュラン、パンクしないタイヤ「Uptis」発表。2024年市販化向け走行試験へ

エアレスタイヤは各社開発中

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年6月5日, 午後03:50 in Transportation
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タイヤメーカーのミシュランと自動車メーカーのGMが "パンクしないタイヤ"、Uptis(Unique Puncture-proof Tire System)のプロトタイプを発表しました。2024年の市販化を目指し、ミシガン州南東部で試験走行を開始します。

パンクしない自動車用タイヤというのは昔から実用化されているものがいくつかあり、ランフラットタイヤと呼ばれるサイドウォールの強度が高くエア抜けが発生しても社重を支えられる構造のものや、かつてラリー競技で使われた、ムース状のゴム材をタイヤ内部に充填したタイプなどがあります。しかし、いずれも完全にエア抜けを防止するものではなく、パンク後もしばらくは安全に走行できるようにして、事故などのトラブルを回避する目的のものでした。

そこで近年、各社がタイヤそのものの構造を根本的に見直して開発していたのが、エアレスタイヤと呼ばれる類のもの。タイヤのトレッド面とホイール部分の間を、グラスファイバー樹脂などでできたスポークや篭状の構造でつないだ格好をしているのが大きな特徴で、国内メーカーでは東洋ゴムのnoair(ノアイア)や、ダンロップのGyroblade(ジャイロブレード)、ブリヂストンのAirfree(エアフリー)などがほぼ同一のコンセプトのもと開発されています。

仏ミシュランも、やはりエアフリータイヤの開発をしてきた1社であり、今回GMと組んでの市販に向けた試験では、快適性は当然のこと、この手のタイヤの弱点とされる高速走行時の安定性などを評価します。
Steve Fecht for General Motors
エアフリータイヤは、どちらかと言えば人が運転する自動車よりも、自動運転車への適用が主流になるかもしれません。もしも完全自動運転車が走行中にパンクした場合、AIがしかるべき対応の仕方を教わっていなければ、無理矢理にでも目的地まで走行を続けようとするかもしれません。もしそれが仮に荷物運搬用の無人自動運転車だったりすれば、パンクで積み荷が荷崩れを起こしたりといった危険性も考えられます。

そのような状況が起こる前に、最初からエアフリータイヤを装着していれば、少なくともパンクは発生しないため、問題なく業務を遂行できそうです。ただ、問題はこのようなエアフリータイヤには必要な規格などがなく、メーカーによっても構造がまったく違うため、耐過重性能などもそれぞれ特性が異なることが予想されます。特に急発進や急ブレーキ、急旋回時の際のタイヤの変形がどうなるのかは気になるところです。

ミシュランは2018年からエアレスタイヤの工場を作り、量産を開始しています。コンセプトの域から脱していない他メーカーに比べれば、一歩先を行く状況と言えるかもしれません。




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