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Google、「Sign in with Apple」を高く評価。ただし自社に対する当てこすりには反論

建設的にケンカしていただきたい

Kiyoshi Tane
2019年6月13日, 午後12:00 in google
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ASSOCIATED PRESS
アップルがWWDC19で発表したプライバシー保護への取り組み「Sign in with Apple」。ウェブサービスに登録するメールアドレスが自動生成され、本来のメールアドレスをサービス側に渡さずに済む仕組みと紹介されていました。

このアップルの新機軸は、GoogleやFacebookの「ソーシャルログイン」機能、つまり1つのアカウントで多くのサービスを利用できるのと引き換えにユーザー情報をハイテク大手に与えてしまう方法に対抗するものと位置づけられています。

が、意外なことに仮想敵とされたはずのGoogle側から「Sign in with Apple」に対して高い評価が述べられたことが報じられています。

海外テックメディアのThe Vergeは、Googleのサインインツールを監督している製品管理ディレクターのMark Risher氏へのインタビューを掲載。そこでRisher氏は、「Sign in with Apple」への感想を語っています。

まずRisher氏は、アップルの言い分があたかも自社だけが純粋無垢であり、他のサービスは不正を働いているとの当てこすりがあるとして、不満を表明。Googleのサインインもユーザー情報を大量に取得するものではなく、認証の瞬間を記録しているだけであり、それをターゲティングや広告にも使用していないと主張しています。

翻ってRisher氏は、アップルの方式こそが侵略的に見えると示唆。本来のメールアドレスを隠すための自動生成アドレスが使用されている最中は、企業から受信したメールを記録しているからだとの根拠を述べています。もっとも、氏は「詳細がどのように機能するかを確認します」と保留を付けており、「侵略的だ」と断言したわけではありません。

ちなみにWWDC19では「10文字の文字列@privaterelay.appleid.com」のメールアドレスが自動生成される様がスライドに映し出されています。これを見る限り、受信メールは「appleid.com」サーバーを管理するアップルを経由することは確かと言えます。

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そう言いながらも、Risher氏はアップルの技術が「インターネットにとってより良いものになり、人々をはるかに安全にすると思います」と高い評価を送っています。「我々の競合他社のボタンをクリックしてサインインするとしても、特注のユーザー名とパスワード、またはより一般的にはユーザー名とパスワードを使い回すよりもはるかに優れています」とのことです。

もっともRisher氏のインタビューは、アップルに対するぼやきで締めくくられています。Googleとしては「非常に高い基準を設定しようとしている」が、総体としてはAndroidエコシステム(サードパーティを含む)の「市場で最悪の行動」によって判断されてしまう。それが、アップルによる批判が「少し苛立たしかった」理由だと述べています。

対立各社が互いに批判し合うことが、ひいてはプライバシー保護を高めてゆくはず。アップルとGoogleには、ぜひとも今後も建設的な対決を続けていただきたいところです。




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Source: The Verge
関連キーワード: apple, google, login, password, privacy, security, sign-in
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