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米連邦航空局、墜落事故の737MAXに「別の潜在的リスク」発見。運行再開は延期の見込み

その場で対応できない問題が発生するおそれ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年6月27日, 午後07:00 in Transportation
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米連邦航空局(FAA)が、ボーイング737MAXの墜落事故に関連する可能性がある別の潜在的な危険性を発見しました。Reutersによれば、この問題は先週行われたシミュレーターによるテストで明らかにされたため、7月8日に予定されていた737MAXの運行再開を承認するための試験飛行はさらに遅れる見込みです。


ボーイングとFAAは、ともにこの欠陥がどのようなものかを正確には明らかにしていないものの、CNNはFAAのテストパイロットによってマイクロプロセッサーの処理に問題があることを発見したと報じています。CNNの情報筋は、シミュレーターにおけるテスト飛行中に発生した問題に対して「テストパイロットの操作ではすぐに問題を回復することができなかった」と述べ、さらに「その場で回復できない問題は、不当なリスクと見なされる」と説明しました

737MAXに相次いだ墜落事故は合計346人の命を奪い、その運行は今年初めから現在に至るまで全て中止されています。5月にボーイングは事件の原因が破損した仰角センサーの入力に対するソフトウェアの欠陥が原因だとして、それを解決するソフトウェアアップデートを行ったと報告していました。

しかし今回の問題発見で、現在の対策だけでは再び墜落事故が発生する可能性が出てきたことから、ふたたび問題の検証やシミュレーターによるテストを行う必要性が出てきます。なお、今回発見された問題が先の墜落事故に関わっていた可能性があるのかはまだわかっていません。

ボーイングは声明を出し「シミュレーターによるソフトウェアのレビューにおいて、FAAは過去8か月間開発してきたソフトウェアに対し、さらなる変更を追加要件として出しました」「ボーイングはFAAの決定と要求に同意し、必要なソフトウェアの提供に取り組んでいます。この条件への対処は、指示されないスタビライザー(水平尾翼)の動きを起こす潜在的な原因を解明し、パイロットの作業負荷を削減します」と説明しています。




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