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中国、新疆に入る旅行者のスマホに監視アプリを強制インストール

官製マルウェア

Kiyoshi Tane
2019年7月3日, 午後02:50 in Android
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VCG via Getty Images

中国が新疆ウィグル自治区に入る外国人のスマートフォンに、監視アプリを強制的にインストールしているとの調査結果が報じられています。

The GuardianやThe New York TimesやテックメディアMotherBoardなどの共同調査によると、国境警備隊は新疆に入ろうとする旅行者にスマートフォンをロック解除してから渡すように要求。デバイスは別の部屋に運ばれ、しばらくしてから返却されるそうです。

ほとんどの場合は返却される前にアンインストールされるものの、中には残っているものもあり。それをサイバーセキュリティの専門家が技術的に分析したところ、監視アプリは「BXAQ」または「Fengcai」といった名称で、ユーザーの連絡先や通話履歴、テキストメッセージやカレンダー項目を対象としてスキャンし、検索結果を(政府サーバーに)アップロードするとのことです。

監視アプリが検索している対象は、主にイスラム過激主義に関係のあるコンテンツ。しかしラマダン期間中の断食からダライ・ラマに関する文書、日本のメタルバンドUnholy Graveの楽曲まで検索されていたと伝えられています。

これら監視アプリはAndroidが対象となっていますが、iPhoneもスキャンする装置に接続されたとの報告もあります。

新疆ウィグル自治区西部では顔認識カメラが設置され、対象者が指定された「安全区域」から一定の距離を離れると当局に報告するシステムがテスト中だと報じられたこともあります。その後、少なくとも250万人の住人が1日24時間監視の下に置かれていると伝えられていましたが、そうしたハイテク監視が旅行者にも向けられ始めたのかもしれません。




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