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Googleの自動運転タクシー、無料Wi-Fiと音楽ストリーミングを提供

運転手としゃべらずに済むのがメリット

Kiyoshi Tane
2019年7月9日, 午後06:00 in transportation
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ASSOCIATED PRESS

Googleの自動運転車開発部門Waymoは昨年末から、米アリゾナ州フェニックスにて一般向け(だけど限られた登録者のみ)の自動運転配車サービス「Waymo One」を開始しています。

しかし、Waymo OneはライドシェアサービスUberやLyft、ほか既存のタクシーや公共交通機関との厳しい競争にさらされています。そこで乗客を惹きつけるアメニティ(快適さ)を実現し、収益化の道を探るため、音楽ストリーミングや無料Wi-Fiの提供をテストしていると報じられています。

米Reutersによると、Waymo Oneは(サービス開始当初の)12月から車両内で無料Wi-Fiをテスト中。さらに4月下旬から、広告なしのGoogle Playミュージックをストリーミングサービスとして提供しているとのこと。乗客は自分のWaymoアカウントとGoogle Playミュージックのアカウントをリンクして、自分が作成したプレイリストを聴くこともできます。

このうちWi-Fiサービスが利用できるのは、自らの体験を公に話すことが禁じられた一部のユーザーのみ。自前でネットに接続できるスマートフォンを持つユーザーにWi-Fiがどれほど魅力があるかは不明ですが、利用者たちは長距離の乗車が可能になれば、自分のノートPCで作業をしたりビデオストリーミングを見たいと語っているそうです。

ほかWaymoがテスト中の特典としては、すべての車両にチャイルドシートを取り付ける、アリゾナの砂漠でも車内温度は22度に保つなど。座席にはモバイル機器用の充電ケーブルも完備されているとのことです。

Google本体はご存知の通り広告を収入源としています。しかしWaymoの広報担当者いわく、同社の中核事業は乗り物に対する課金であり、乗車中の広告ではないとのこと。その付加価値はパーソナライゼーション(一人一人の顧客に合わせてカスタマイズする)により自由な感覚を与えることであり、「電子メールを確認するにせよ、我々の音楽サービスでお気に入りの曲を聴くにしろ、お客さんに車内のスペースを自分のものにしてもらいたい」と語っています。

自動運転サービスであるWaymoのメリットは、乗車場所や目的地の指定まで専用アプリで完了し、人間のドライバーとひとことも言葉を交わさなくて済むことです(非常時用に運転席にはドライバーが搭乗していますが)。Wi-Fiや音楽ストリーミング以上に、平穏さと静けさこそが他社のサービスに対する強みとなるのかもしれません。




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