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史上最も高価なゲームの1つ?Atari 2600用『Extra Terrestrials』が約970万円で販売中

本家『E.T』が数百万本に対して約100本のみ製造

Kiyoshi Tane
2019年7月15日, 午前07:00 in Atari
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現存する最も希少なゲームソフトの1つとして、Atari 2600用『Extra Terrestrials』のROMカートリッジが9万ドル(約970万円)の価格でeBayにて出品されています。ステッカーシール付き未開封スーパーマリオ(約1100万円)には及びませんが、ビデオゲーム史上で5本の指に入る高価なソフトと言えそうです。

『Extra Terrestrials』とは地球外生命体のこと。数百万本出荷されたうち大半が売れ残って核実験場に埋められたゲームソフト『E.T』(正式名は『 E.T. The Extra-Terrestrial』)と名前が似ているのは偶然ではなく、同じスピルバーグ監督の映画にインスパイヤされて作られたものです。

本作が発売されたのは1984年でしたが、広く存在が知られたのは2011年10月のこと。カナダのオンタリオ州にあるパーソナルコンピュータ博物館に寄贈されたことで、初めて「あったこと」が認識されたかっこうです。

そこで博物館の学芸員が調査したところ、オンタリオ州のSkill Screen Gamesという会社が作ったと判明。3人の家族(Tom Banting、Peter Banting、Maitland Banting)がプログラマー1人を雇って開発したものですが、同人ゲームではなく、アタリのライセンスを取得した正規の商業ゲームです。

Banting一家はAtari 2600の大ブームと映画『E.T』の大人気を当て込んで、83年のクリスマスシーズン発売に向けて開発したところ、技術的な問題により制作が難航。おりしも83〜84年頃には消費者のゲーム離れが進んでいた事情に加え、版権を取った方の『E.T』ゲームも盛大に売れ残った後のこと。本作が発売された84年は、最悪のタイミングだったと言えます。

すでに1万5000ドルも投じていたBanting一家は、損失を増やさないためにカートリッジを約100本だけ製造。そしてマーケティングや流通にお金を使わないよう自宅の近所で手売りをして、わずかにコストを回収した......といった顛末が、プログラマーだったHerman氏の口から語られています。

その後PC博物館は2つのカートリッジを確保し、Herman氏の手元にも4本目が発見。しかし商品として公に売りに出されたのは、今回が初めてというわけです。

eBayの売り手gamewizard69は「現在このゲームで唯一承認されている個人所有者」と自称。商品はカートリッジのみで箱やマニュアなど付属品はなし、落札者には特別性のアクリルケース入りで届けられるとのことです。

『Extra Terrestrials』は一度は落札されたものの、悪意ある買い手だったらしく、再び販売中です。これまで売買された前例がないため9万ドルが高いか安いか判断基準がありませんが、たった1本のAtari 2600ゲームに9万ドルを出すことに喜びを覚えられる人なら、入札してもいいかもしれません。

なお、PC博物館はカートリッジを保存のためにバックアップ済みで、ROMデータはダウンロード形式でネット配布中。ただゲームを遊びたいだけなら、9万ドルは必要ありません。




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Source: eBay
関連キーワード: atari, Atari2600, Retrogame, retrogameconsole
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