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アップル、新型Mac Pro用部品への関税免除を要請。対中制裁関税を避ける狙いか

新Mac Proは中国で製造とのうわさ

Kiyoshi Tane
2019年7月24日, 午後01:10 in Politics
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アップルが米トランプ政権に、高性能デスクトップPCのMac Pro次期モデル用の部品を輸入関税の対象から外すよう要請したことが伝えられています。

6月末、米The Wall Street Journalは新型Mac Proが中国で製造されるとの噂が伝えられていました。つまり、ここでいう関税とは中国で生産した製品に対する輸入関税を意味することになります。

米通商代表部(USTR)に提出された文書によると、アップルはステレンス鋼やアルミ製のフレーム、電源や内部ケーブルやサーキットボード、オプションのホイール(足下に付ける車輪)にいたるまで、新型Mac Proの主要部品と付属品について25%もの関税の免除を求めています。文書内にはMac Proへの言及はありませんが、これら部品の機能や寸法はアップルが発表した製品の仕様に酷似していることから推測されたかっこうです。

アップルからの関税免除要請は、今月18日(米現地時間)に提出され、現在はUSTRによる審査前の意見を公募中。すでにApple WatchやAirPodsなど、一部のアップル製品は関税を免除された経緯もあります。この要請に対して、アップルはコメントを控えているとのこと。

トランプ大統領は、輸入品が一定の条件を満たした場合は関税を免除すると述べています。それは部品や製品が中国でしか入手できないこと、中国の産業計画にとって「戦略的に重要ではない」こと、または関税が「深刻な経済的損害」を引き起こすと企業が証明できる場合、といった具合です。もしも2013年に発売された旧Mac Proのように米国内で生産されるなら、こうした輸入関税がかかることはありません。

しかし上述の通り、新型Mac Proはおそらく中国国内で製造。この噂に対してアップル広報は同製品が米国内で設計され、米国製の部品を使っていると強調。さらに「最終的な組み立ては製造プロセスの一部に過ぎない」と述べていたことから、事実上「最終的な組み立て」は中国で行うと認めたと言えそうです。

ほか、アップルはMagic MouseやMagic Trackpadといった外部入力機器、および外付けのモバイル機器を充電するUSBケーブルについても関税の免除を求めています。新型Mac Proの米国価格は5999ドル(約64万円)以上と予告されており、関税による「深刻な経済的損害」の可能性は十分に高いとも思えます。

先月末、トランプ大統領は中国の習近平主席との会談後、中国からの輸入品3000億ドル(約33兆円分)への追加関税を先送りにする方針を発表しています。「先送り」ということは、米中貿易摩擦の成り行きによっては再浮上するかもしれないということで、アップルは先に手を打っておいたのかもしれません。




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Source: Bloomberg
関連キーワード: apple, AppleRumor, china, mac, MacPro, Politics, tariff, trump
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