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折りたたみスマホ、谷折り式「Galaxy Fold」と山折り式「Mate X」はどちらが使いやすいのか(山根康宏)

世界初の折りたたみスマホ「FlexPai」長期レビュー:その2

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年8月2日, 午後05:30 in Flexpai
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サムスンの「Galaxy Fold」の再ローンチが2019年9月と公式に発表されました。世界の話題をさらった折りたたみスマートフォンがいよいよ登場しようとしています。ファーウェイの「Mate X」も同じ時期に発売予定となるため、今年の9月は新型iPhone以外の製品にも大きな注目が集まりそうです。

FlexPai02



さて、筆者は2019年7月頭にRoyoleの折りたたみスマートフォン「FlexPai」を入手。それから1か月弱が過ぎました。毎日活用しているかと思いきや、使うときは使うものの、使わないときはかばんの中にいれたまま、なんて日が続いています。7.8インチのディスプレイサイズは他のどのスマートフォンよりも大きく、動画を観たり地図で検索したりするときなど、便利に使っています。

FlexPai02

しかし本体を持ち運ぶ際に折りたたんでも厚みがあるため、気軽にポケットには入れられません。日本円で20万円近い価格のFlexPaiだけに傷が付かないか心配です。CES 2019のRoyoleのプレスカンファレンスで同社CEO兼創業者のBill Liu博士は「自分はFlexPaiを毎日使っている」と、ポケットから出し入れする姿を見せましたが、同氏なら本体に傷が付いても社内で交換や修理をすぐにしてもらえるでしょう(笑)。

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折りたたみスマートフォンは曲がる素材のディスプレイを採用しているため、表面はガラスではなく硬質樹脂になっています。最近のスマートフォンはほとんどがゴリラガラスを採用しており、多少こすったくらいで傷はつきません。しかし折りたたみスマートフォンのディスプレイ表面は、爪先で強く押すと跡が残ってしまいそうです。

FlexPai02

もちろんFlexPaiにはディスプレイを覆うカバーが用意されています。革調のカバーで、これを装着すると高級文具のようにも見えます。

FlexPai02

普段はこれを巻いて置き、スマートフォンスタイルで使うときは片側をめくり、タブレットスタイルで使う場合は裏返えして利用するのです。

FlexPai02

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しかしカバーを付けて使うのもちょっと面倒なもの。またカバーの片側はFlexPai本体に両面テープで止める必要があります。カバーを自由に取り外しできないのもやや不便なところでしょうか。なお日本でYSTが取り扱っているFlexPaiの正規販売品にはこのケースが付属していました(ケースの付属については要問合せ)。


FlexPai02

FlexPaiと同じ構造でディスプレイを外側に折りたたむスタイル、すなわち「山折り」式を採用したファーウェイのMate Xは折りたたんでも隙間は無く、薄い形状となるためポケットにそのまま入れることができそうです。しかし両面にディスプレイがむき出しとなるためやはり傷が付かないか心配になります。

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Mate Xも製品発表会では純正カバーが提供されるいわれていました。このように山折り式の折りたたみスマートフォンは、画面を保護するためのケースがどうしても必要になってしまいます。

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一方、サムスンのGalaxy Foldは折りたたむとメインディスプレイが内側に隠れます。つまり「谷折り」式です。そして折りたたんだ状態では、外側に別のディスプレイが搭載されています。この外側ディスプレイは一般的なスマートフォンと同じものですから、表面はガラスで保護されており、簡単に傷が付くことはありません。Galaxy Foldなら閉じた状態でそのままポケットに入れても傷の心配は少ないといえるでしょう。

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このように日々スマートフォンとして使うことを考えると、持ち運びの点ではGalaxy Foldの谷折り式のほうが安心感があると思います。谷折り式はカバーをつけなくとも、袋やケースに入れてからポケットやかばんに入れたほうがよいでしょう。一般的なスマートフォンは本体の背面を保護するためにケースを付けますが、山折り式の折りたたみスマートフォンはディスプレイを保護することを考えなくてはならないのです。

それでは日常的な使い勝手はどちらが優れているでしょうか?Galaxy Foldは折りたためばすぐに外側のディスプレイに表示が切り替わりますが、一瞬視界が遮られます。一方、FlexPaiはどちら側に折りたたんでもそのままシームレスに画面が表示されます。また、折りたたむときに表面、裏面どちらの向きにするかを考える必要もありません。ただし片側にはカメラが並んでいるため、2つの画面サイズは異なります。

FlexPai02

便利と思えるのがカメラ。両画面表示ができるため、人物を写すときには被写体の人もどのように撮られるかをプレビューできます。ほかにはベビーモードを選択すると、片側画面にアニメーションが表示されるため、撮影時に赤ちゃんや子供がFlexPaiの画面を見てくれます。

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そして机の上に置くときも、山折りにすればスタンドを使わずとも立てられます。机上に置く電子文具のような使い方もできるわけです。これは山折りタイプならではでしょう。

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なお筆者は、長時間使わないことがわかっているときは、FlexPaiを開いたままの状態でカバンの中に収納しています。折りたたみディスプレイは曲げているよりも開いているときのほうがストレスがかからないでしょうから、寿命も延びるのではないかなと思うのです。実際にFlexPaiの説明では「長時間使わないときや充電時は開いたほうがいい」とされています。谷折り式では常に閉じていなくてはなりませんから、長期利用という点では開いておける山折り式が有利なのかもしれません。

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FlexPaiは折りたたみディスプレイを採用した実験的なモデルとも言えますから、今後登場する製品でも同じことが当てはまるとは判断できません。山折り式の折りたたみスマホにはメリットもデメリットもありますが、そのいいところを活かしながら使っていくのが最大の活用方法となりそうです。






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