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VR音響作成が劇的スピードアップ。米スタンフォード大学が新アルゴリズム開発

家庭向けVRもサウンドがリアルになる?

Kiyoshi Tane
2019年8月6日, 午後04:30 in vr
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これまで演算に何時間もかかっていた仮想現実(VR)向けサウンドエフェクトの作成を、わずか数秒に短縮するアルゴリズムが開発されたと報じられています。

本研究は、米ロサンジェルスで開催されたCGとインタラクティブ等に関するイベント「SIGGRAPH 2019」(現地時間7月28日〜8月1日)にて発表されたとのこと。論文では「これはインタラクティブ環境でのゲームチェンジャーだと思う」と述べられています。

映画やゲームでのリアルな立体音響は、スピーカー間の音の移動や音量の調整により実現しています。しかし、インタラクティブなVR環境下ではオブジェクトがどこにあるか、また聴く人がどこにいるかは予測が困難です。リアルな音響を実現する「サウンドモデル」を1つ作成するだけでも何時間もかかる上に、それを膨大な数作る必要があるわけです。

スタンフォード大学のコンピュータ研究者らは、数秒でサウンドモデルを作成できるアルゴリズムを発明。この新型モデルは、過去の低速なアルゴリズムと同じぐらいリアルなサウンドを合成できるとのこと。研究者は「モデル作成を容易にすることで、現実感あるサウンドエフェクトを備えたインタラクティブな環境の構築が実用的になります」と語っています。

従来のサウンドモデル作成アルゴリズムは、19世紀の科学者ヘルマン・フォン・ヘルムホルツの理論と境界要素法(BEM)に基いています。これは商業利用するにはコストがかかりすぎるやり方でした。

一方、スタンフォード大学の研究者らが開発したアルゴリズムは、20世紀のオーストリアの作曲家Fritz Heinrich Kleinが多くのピアノ音を単一の音にブレンドする方法に着想を得たもの。それにちなんでアルゴリズムには「KleinPAT」と名付けられています。
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われわれ素人にとっては専門的なアルゴリズムは理解が及ばないところではありますが、要は「VRコンテンツ用のリアルな音響作成コストが劇的に下がる」可能性に繋がる技術革新です。VRデバイスとしては安価なPS VRやOcculus Questなどの機器で、家に居ながらにして別世界に来たかのような感覚を耳で味わえる日が来るかもしれません。



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