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非正規業者はiPhone純正バッテリー交換も禁止?最新iOSに制限追加

今のところiPhone XS/XR/XS Maxのみ

Kiyoshi Tane
2019年8月9日, 午後01:30 in Apple
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iPhoneのバッテリーをアップルまたはAASP(アップル正規サービスプロバイダ)以外で交換すると、アップル純正品であってもバッテリーの状態が確認できなくなったと一部で報じられています。

これを発見したのは「新製品が発売されたらすぐ分解」でおなじみの修理業者iFixit。本変更が、実質的に「アップルとAASPだけがバッテリー交換する権限を持つ」という新ポリシーの発表であるとして批判しています。

iFixitが最新のiPhoneでバッテリーを交換したところ、iOSの「設定」>「バッテリー」内で確認できる「バッテリーの状態」の横に「サービス」が表示。これは通常、バッテリーが劣化して交換が必要であるときの警告メッセージです。


battery
しかし、新品のバッテリーであっても同じメッセージが表示。さらにアップル純正品に交換しても、やはり「サービス」が表示されたとのことです。

さらに「バッテリーの状態」をタップすると、次のようなメッセージが表示されます。

重要なバッテリーメッセージ
このiPhoneに純正のAppleバッテリーがあることを確認できません。このバッテリーの健康情報はありません。


この現象はiOS 12およびiOS 13ベータを実行しているiPhone XSで再現性が確認。ただ全てのiPhoneに及んでいるわけではなく、iPhone XRやiPhone XS Maxにのみ影響すると伝えられています。

iFixitの推測では、純正バッテリーに交換した場合であれ、基本的には「サービス」が表示。それをアップルやAASPは内部診断ソフトウェアでリセットして非表示にしているとのこと。しかし、アップルはこのソフトの提供を非正規業者には拒否しているため、アップルに認定されていないiFixitも「サービス」状態が解消できないというわけです。

一応、純正バッテリーに交換したiPhoneは引き続き正常に動作し、パフォーマンスの低下も認められないそうです。とはいえ、バッテリーの状態を確認したり,交換時期を知らせてもらえることもなく、不便を強いられるのは避けられません。

アップルは今年はじめ、サードパーティ製バッテリーに交換したiPhoneについてもジーニアスバーおよびAASPで修理を受け付けるようになると噂されていました。そこから非正規業者への制限も緩和するかと思われましたが、再び締め付けを強める方向に転じた可能性があります。

iFixitはこの方針変更を「ユーザーに敵対的」と呼び、アップル純正バッテリーを使用しても同じ現象が起きる以上は部品の整合性の問題ではなく、ユーザーが所有しているデバイスの自律性を妨げることだと批判しています。

米国の複数の州では、メーカーの正規窓口以外でユーザーが修理の選択肢を持てる「修復する権利」の法案が提出され、それに対してアップルが成立阻止のためロビー活動を繰り広げています。今後、両者の対立がますます激化していくのかもしれません。




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Source: iFixit
関連キーワード: apple, AppleRumor, battery, ifixit, repair
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