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「2つのアプリが2画面で動く」表も裏も表示できるNubia Z20がスマホの使い方を大きく変える:山根博士のスマホよもやま話

YotaPhone誕生から7年の月日を経て、ついに両画面スマホの完成形が登場

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2019年8月20日, 午後12:00 in smartphone
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腕時計型スマートフォンやゲーミングスマートフォンなど特徴的なスマートフォンを次々と送り出すNubiaから、表も裏もディスプレイの「2画面スマホ」、「Nubia Z20」が発表になりました。Nubiaの2画面表示端末はこれが2機種目で、昨年秋に初代モデル「Nubia X」を発表しています。Nubia Z20はディスプレイサイズの大型化や4800万画素カメラを含むトリプルカメラ仕様など、その機能は大幅にアップしています。

DualScreenPhone

両面スマートフォンが出てきて「またか」と思った人も多いかもしれません。しかしNuiba Z20はこれまでの両面スマートフォンとは大きな違いがあります。もしかすると「数年内にすべてのスマートフォンは両面化すべき」と思えるほどの機能を搭載しているのです。それは表画面、裏画面で異なるアプリを同時に動かすことができるマルチウィンドウ機能です。

DualScreenPhone

過去に数多く登場した両画面スマートフォンは、いずれも成功していません。YotaPhoneでおなじみの「片面カラー、片面電子ペーパーのモノクロ」両画面スマートフォンは、わざわざモノクロ画面を使うメリットが見いだせないままほとんど消え去っています。現在市場で購入できるはずのハイセンス「A6」はオンラインでしか販売されておらず、実店舗では見かけることのできない「幻のスマホ」化しています。

DualScreenPhone

Nubiaの初代両画面スマートフォン、Nubia Xは片面を液晶、片面を有機EL&ブルーライトカット仕上げとして、それぞれのディスプレイの特性を生かして使い分けることを提唱しました。Nubia Xの後に登場したVivoの「NEX Dual Display」はカメラで人を撮影するときに、端末の両面にプレビュー画面を表示することで被写体の人がどんな姿で写るかがわかる、といった程度しか2画面のメリットをアピールできませんでした。

DualScreenPhone

どちらの端末もメインディスプレイ側はフロントカメラを廃止して全画面表示できることも特徴でしたが、だからといって裏側全面をディスプレイにする必然性も無かったでしょう。セルフィーのプレビュー用途なら、Meizuが過去に「Meizu Pro 7」で背面に2インチディスプレイを搭載した例があります。

DualScreenPhone
両画面スマートフォンはなぜ成功しないのか?それは2つの画面を使い分ける必然性がなかったからです。ところがNuiba Z20は「2つの画面を使いたくなる」機能、すなわちマルチウィンドウ機能が搭載されたというわけです。つまり表の画面にFacebookを表示しておき、裏の画面にはTwitterを表示、それぞれのアプリを画面内で切り替えることなく、画面を反転させるだけで2つのアプリが使えるというわけです。

DualScreenPhone

Android OS 7.0ではマルチウィンドウ表示に対応し、2つのアプリを同時に起動して並べて表示できます。しかしスマートフォンの狭い画面で2つのアプリを表示すると情報量は極端に少なくなってしまいます。アプリウィンドウのメニューバーなども画面を占有してしまうため、実際に表示できる情報量は1つのアプリを使っているときの半分以下になってしまうわけです。

DualScreenPhone

Nubia Z20なら、表面が4.62インチ、裏面が5.1インチ、それぞれ1080 x 2340ピクセルのディスプレイに異なるアプリを表示できます。画面のアスペクト比が同じなので、2つのアプリを入れ替えても表示される情報量に変わりはありません。そして2つの画面は「お店を検索しながら地図検索」「ライブ配信を見ながらTwitterで反応を見る」「Amazonで商品検索をしながらネットで評判を調べる」などなど、2つのアプリを同時に動かすことができるわけです。

2つのディスプレイはどちらも有機ELのため、Always On Display(AOD)機能により待ち受け中にスクリーンセーバーのようにイラストやアニメーション、文字などを表示しておくことも可能。机の上にZ20を置くときに、裏側にひっくり返す必要はありません。表画面を上にしておいても、その画面がそのままAODで別の表示画面となるからです。

DualScreenPhone

さて振り返って今のスマートフォンを見てみましょう。本体を裏返すと、裏面にはカメラとメーカーロゴがあるくらいで、あとはただの「板」なだけです。せっかく高いスマートフォンを買ったのに、裏面は普段使い道がないだなんてもったいないと思えないでしょうか?

サムスンやLGなどディスプレイを手掛けるメーカーではなく、Nubiaが真っ先に世界初とも言える機能を搭載したスマートフォンを出してきたことにも驚きを感じます。中国では大手メーカーのスマートフォン販売数が伸び続け、中小のメーカーは立ち位置が苦しくなりつつあります。ZTEの関連会社であるNubiaも以前はカメラフォンで市場で存在感を示していましたが、今となってはその面影はありません。

初代のNubia Xはユーザー数を伸ばせなかったでしょうし、今年発売した腕時計型スマートフォン「Nubia α」もグローバルモデルがまだ発売されておらずその実力は未知数のまま。しかしゲーミングスマートフォン「RedMagic」はすでに3世代目が登場し、最新モデルでは世界初の空冷ファンを本体に内蔵してきました。「スマートフォンにはまだまだ進化の余地がある」。Nubiaの最近の新製品からは、そんなメッセージが聞こえてくるのです。





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