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Siriの人間による録音分析停止で、下請け企業が300人以上を解雇か

集団訴訟も起こされてますし

Kiyoshi Tane
2019年8月26日, 午前11:40 in apple
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HomePodレビュー。Apple MusicとSiriが家に来るスマート高音質スピーカー

HomePodレビュー。Apple MusicとSiriが家に来るスマート高音質スピーカー

Ittousai, 8月13日
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ASSOCIATED PRESS

アップルはSiriの品質向上のために録音を下請け業者が聴いていたと明らかになったことを受けてグレーディング(人が録音を聴いて分析する作業)を一時停止しましたが、その仕組みの詳細が新たに報じられています。

この件につき続報を伝えているのは、アイルランドの現地メディアIrish Examainer。アップルから下請けしていたGlobetech社の従業員によると、スタッフは1シフトごとに1000件を超えるSiriの録音を聴くよう求められていたとのこと。ほとんどの録音は数秒の長さで、「ときどき」個人データや会話の断片を聴くことがあったものの、主にSiriへの音声コマンドのみ聴き取って記録していたと述べられています。

そうした書き起こしは、Siriのアクティベーションが偶発的なものかどうか、クエリ(キーワードや質問文)が音声アシスタントにより支援できるものかどうかなど、様々な基準に基づいて「評価」されたとのことです。

さらに現場ではSiriユーザーの匿名性は保たれていたと語られており、アップルが英メディアThe Guardianに回答していた「音声コマンドはApple IDと紐付けられていなかった」件は事実だったようです。従業員も「会社がそれを行っている理由は理解しました」と語りつつ「その理由を告げていなかったのですから、人々がプライバシー侵害に感じるのも理解できます。同意の欠如が問題だったと思います」とも述べています。

ではアップルのグレーディング一時停止後、関わっていたスタッフがどうなったか。Globetechに勤務していたデータアナリストは、アップルとの仕事が終了したと告げられたとのこと。同社とアップルは従業員が何人解雇されたかに関してコメントしていませんが、Irish Examainerは300人以上が職を失った可能性があると伝えています。

Siriのグレーディングがいつ再開されるかは明らかではありませんが、アップルは米TechCrunchへの声明にて「将来のソフトウェアアップデートの一環として、ユーザーが録音に同意するかどうかを選択できるようになります」とコメント。つまり、それまでは中断されたままになりそうです。

この問題をめぐっては、米カリフォルニア州でアップルに対して集団訴訟が提訴されています。今回の件で300人以上の仕事が影響を受けたかたちですが、ハイテク大手企業のプライバシーの取り扱いに厳しい目が向けられるなかで、早急な対応を迫られたのかもしれません。




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Via: MacRumors
関連キーワード: apple, AppleRumor, siri, voiceassistant
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