Sponsored Contents

chinaの最新記事

Image credit:
Save

ロシアTelegram、香港デモ参加者の身元を当局の監視から保護するアップデート予告(Reuters報道)

6月にも中国からの大規模なDDoS攻撃があったそうです

Kiyoshi Tane
2019年9月1日, 午後08:30 in China
193シェア
41
152
0

連載

注目記事

世界初の完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」でネクストレベルの「ながら聴き」を体感

世界初の完全分離骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」でネクストレベルの「ながら聴き」を体感

View
AirPods Pro実機をソニーのWF-1000XM3と比較 ノイズキャンセリングの決定版は?(追記)

AirPods Pro実機をソニーのWF-1000XM3と比較 ノイズキャンセリングの決定版は?(追記)

矢崎 飛鳥, 10月29日
View

Billy H.C. Kwok via Getty Images

世界で人気のメッセージングアプリTelegramが今後数日中に、中国当局の監視から抗議デモ参加者の身元を保護するためのアップデートを公開する予定だと報じられています。

具体的には、抗議デモ関連のグループチャットに参加している人々を特定できないように、ユーザーの電話番号が隠されるとのことです。

ロシア発のTelegramは、独自の通信プロトコルを採用して機密性を高めているメッセージングアプリ。政府機関にも解読困難であることから、世界各地の反政府活動や民主化運動に用いられていることで知られています。

抗議デモの主催者と支持者によると、何千人ものデモ参加者がTelegramの100以上のグループから情報を得ているとのこと。参加者は複数のグループチャットを通じて迅速に動員され、警察が介入するリスクを減らしていると伝えられています。

これらTelegram内のグループは、今後の抗議活動に関するニュースから,警察が発砲した催涙ガスの手がかり、抗議者が身を隠すことができる香港の建物へのアクセスコードからおとり警察官の身元まで、あらゆる情報を投稿するために使用されているとのことです。

つまりTelegramのグループは、抗議デモ参加者の組織のみならず、当局が参加者の監視や逮捕にも利用できる可能性があるということ。デモを組織するために使用されるチャットグループは、誰でもアクセスできる場合が多く、参加者は仮名を使っているため、警察関係者が潜伏していても分からないわけです。

そして抗議デモ側は、当局がグループチャットに潜入し、参加者を特定するために大量の電話番号を使って検索していると考えているとのこと。電話番号がグループ内のユーザー名と一致すれば、当局は通信プロバイダーに身元に関する情報を要求できるとされています。

Reutersの情報筋によると、Telegramは香港または中国本土の当局が抗議者を特定するためにそのやり方を使ってかもしれないという証拠を見つけたとされています。もっとも、身元と位置の特定に成功したかどうか、実際の逮捕に繋がったかどうかは不明だそうです。

Telegramは6月、大規模なDDoS攻撃を受けたと公式Twitterアカウントで発表。同社の創業者パーヴェル・ドゥーロフ氏は、自らのアカウントで「ほとんどのIPアドレスは中国からのものだ」「これまでのDDoS攻撃はすべて香港でのデモのタイミングと一致していた」とツイートしていました。


香港や中国当局もTelegramに対して様々なアプローチを試みているのかもしれませんが、今回のアップデートが香港でのデモにどのような影響をおよぼすか見守りたいところです。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

Source: Reuters
関連キーワード: china, HongKong, internet, messaging, sns, telegram
193シェア
41
152
0

Sponsored Contents