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エアバスとIBMの「浮遊するボール型AIロボ」14か月を経てISSから帰還。次期バージョンは12月打ち上げ予定

顔を認識し、アイコンタクトもできます

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月2日, 午後04:00 in Robots
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仏エアバスとIBMが宇宙飛行士らの雑用をサポートするために共同開発し、2018年6月にISSに持ち込まれていたAI搭載のボール型ロボットCIMON(Crew Interactive Mobile Companion)が、2019年8月27日に14か月の試験を終えて地上に帰還しました。

CIMONはISS内で、AIによるスキル(ISS内で飛行士の顔を認識し話しかける、指示を受け付けるなど)や、ISS内を浮遊して移動する能力などを実証しました。「えっそれだけ?」と思われる人も多いはずですが、これは将来的にISS内で飛行士をサポートするロボットを開発するための、ごく初期の動作実験です。

ロボットの開発パートナーは、第1世代のロボットから得た改善点を今回のボール型ロボットに取り込みました。新しいCIMONにはより堅牢なコンピューター、感度の良いマイク、より改善された浮遊制御、音声を認識しその意図をくみ取り、履歴を記録する会話システムなどが搭載されました。そして次は、早くも12月に、さらなるテストを行うためふたたびISSへ送り込まれる予定です。この地上とISSの"キャッチボール"によって、飛行士は将来的に、実際に役立つアシスタントロボットを相手に日々の任務をこなすことができるようになっていくはずです。

ISSではCIMONだけではなく、すでに複数のロボットが活動しています。米国はキューブ型のAstrobeeロボットをISSに送り込んでおり、一方でロシアはつい先日、ヒューマノイドタイプのFedor(ヒョードル)を軌道上の研究施設に持ち込みました。

各国の宇宙機関は、地上を離れて長期間を過ごさなければならなくなる未来において、飛行士たちにはロボットヘルパーが不可欠になると考えています。たとえば飛行士を乗せて火星へと向かう宇宙船の中では、スター・ウォーズならR2-D2、宇宙戦艦ヤマトならアナライザー、21エモンだったらゴンスケ(あれは本来芋掘りロボですが)のような、作業負担を軽減して乗組員をミッション遂行に集中させられるお助けロボットが活躍することになりそうです。




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