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レトロゲームをリアルタイム翻訳するエミュレータ公開。音声で読み上げも可能

Google翻訳などを使っているわけですが

Kiyoshi Tane
2019年9月2日, 午後02:00 in gaming
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LibRetro

世界中で人気のマルチエミュレータRetroArchが、最新バージョンの1.78でAIによる自動翻訳サービスを導入したと報じられています。日本語と英語に対応しており、日本語ゲームを英語に翻訳することも、英語を日本語に和訳することも可能となっています。

RetroArchは、正確にいえばファミコンやスーパーファミコンなど様々な機種用のエミュレータをまとめるフロントエンド(ユーザーインターフェース)。LibRetroライブラリがシステムの中核にあり、RetorArch側は画面・音声・入力などを統一することで、ユーザーもエミュレータ開発者も負担が省力化されるわけです。

この機能を使うには、RetroArchの設定でAIサービスを有効にして、翻訳サーバーのURLを入力(Google翻訳など)。その後に「AIサービス」に割り当てるボタンやキーをアサインするだけです。


自動翻訳モードには2つあり、1つは音声モード。AIサービスボタンを押すと、ゲーム内テキストのクイックスキャンが行われ、認識されたテキストが音声に変換。この場合はゲーム本編は実行され続けたまま、並行して音声も出力されるとのことです。

もう1つは画像モード。この場合はボタンを押すと元のテキストが翻訳テキストに置き換えられると同時に、ゲームが一時停止。もう一度ボタンを押すまで翻訳テキストが表示され続けるため、じっくり読めるわけです。

この機能がどの程度うまく働くかは「使用している翻訳サービス」しだいと述べられています。RetroArch側では「原語のテキストをスキャンして翻訳サーバーに渡し、返ってきた結果を出力」までを担当しており、翻訳そのものは担当外ということでしょう。

身もふたもなくいえば、ゲーム内のテキストを文字起こししてGoogleなどの翻訳サービスで処理する手間が省けるだけということ。それでも、なるべくゲームを中断せずにプレイできるのは大きな進歩には違いありません。

もちろんエミュレータを使ってレトロゲームを遊ぶのは、そのゲームのROMカートリッジなどソフト本体を持っている場合に限り合法です。それ以外の利用は決して推奨されませんが、日本と英語圏のゲーム史研究者が互いに知見を共有するためには有用なツールになる可能性もありそうです。



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