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インドISRO、通信途絶の月面着陸機を発見。通信復旧試みるも望み薄

チャンドラヤーン2号は軌道からの探査を続けます

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月9日, 午後12:50 in Space
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インド宇宙研究機関(ISRO)が、月の南極地域への着陸直前に通信が途絶えたヴィクラム着陸機を月面に発見しました。ISROのシヴァン会長は、管制チームはヴィクラムがチャンドラヤーン2号に搭載したカメラが発見した着陸機が「ハードランディング」したと信じてなんとか通信復旧ができないかと努力を続けていたと述べました。ただ、状況からは着陸成功と言えるものは見つかっていません。

チャンドラヤーン2号から分離したヴィクラム着陸機は月からの高度約2kmに降下するまでは順調に思えたものの、その後突然通信が途絶えてしまっていました。通信途絶の原因はまだわかっていません。

着陸機の発見は、それがどうなったかを確かめることができたものの、月面着陸を成功させた4番目の国になることを望んでいたインドにとっては非常に残念な結果を伝えたことになります。それはまた、アポロ11号による月面着陸成功から半世紀を経た現代の月面ミッションにおいても、いまだ軟着陸の難易度の高さを強調する出来事とも言えるでしょう。

月への着陸には非常に多くのパラメーターを制御する事が求められ、それらの処理が少しでも上手くいかなかったり通信に問題が起こったりすれば、成功することはありません。ISROやいくつかの宇宙機関にはすでにそれを成し遂げる十分な技術があると考えられるものの、それでもすべてがうまく回らなければ、失敗につながってしまう可能性があります。

月の南極地域には氷が大量にあると考えられており、最も注目される地域となっています。ただ、これまでのところ月への着陸を成功させた国は米国、旧ソビエト連邦、中国だけとなっています。



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