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米食品医薬品局が電子タバコのJUULに警告書。「タバコより99%安全」など低リスク謳う宣伝は違法の可能性

FDAは宣伝文句を承認していません

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月10日, 午後01:19 in Business
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米食品医薬品局(FDA)が、主に10代の若者、学生をターゲットとした広告で、フレーバーのついた蒸気を発生させる電子タバコを"完全に安全"、"タバコに比べ99%安全"などの宣伝文句を発信したとして、電子タバコメーカーのJUULに警告書を送りました。

この文書によると、JUULは自社の電子タバコ製品を"リスク低減型タバコ製品"と表現し、市販タバコ製品よりも関連する疾患へのリスクが低く、特定のタバコ製品に比べ有害性が低いなどと主張していました。しかし米国においては、そのような主張方法はFDAの承認を得なければできず、違法である可能性が指摘されています。

FDAはJUULのCEO、ケヴィン・バーンズ氏宛の警告書で、「貴社の電子ニコチンデリバリーシステム(ENDS)製品はタバコよりも"99%安全"、"非常に安全"、"完全に安全"、"タバコより安全な代替製品"などの表現を学生たちに対して使用しています。JUUL製品を含むENDS製品の流行による若年者使用の増加が、特にニコチンに脆弱な若者の中毒患者数の増加を生み出していることを我々は懸念しています」と述べました。

警告書はJUULに、電子タバコは安全との主張を「すぐに修正するべき」だとも記しており、15日以内の対応をJUULに求め、その手順までも丁寧に説明しています。

もしJUULがFDAの警告に従わない場合は、何らかの罰則が適用され、製品押収などが実行される可能性があるとのこと。JUULは警告に従い、協力する意向を示しています。

JUULを巡っては今年2月に、FDAがJUULに対して若者に対する電子タバコ使用の抑制を怠っていると非難したのをはじめ、連邦取引委員会や米国議会上院および下院も、それぞれ調査を開始しました。一方で、JUULも "track and trace"プログラムと称する取り組みを発表し、2021年までに10代の若者たちへ積極的に電子タバコを販売する販売店を把握しようとするなどの対応を行っています。

これまで紙巻きタバコを吸ってきた大人たちからみれば、電子タバコなど大したものではないかもしれないものの、呼吸器系が発達途上にある若者たちが早くからニコチンを含む成分を吸引すると、ニコチン中毒に陥りやすいとも言われます。米国ではミシガン州などのようにフレーバー付き電子タバコの販売禁止を決定するなどの動きが目立ち始めており、今後も電子タバコメーカーには風当たりの強い状況が続きそうです。




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