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第2の恒星間天体?・インテル、東京でeSports大会・デスクトップ版Slackに黒モード: #egjp 週末版182

オウムアムアから約2年

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年9月15日, 午後05:50 in Weekend
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この1週間で拾いきれなかったニュースをいくつかダイジェスト的にお届けします。今回は「第2の恒星間天体発見?」「2020年東京でインテルがeSports大会」「デスクトップ版Slackに黒モード」などの話題をお届けします。

デスクトップ版Slackアプリにダークモード

Slack
ビジネス向けチャットSlackのMac、Windows、Linuxデスクトップアプリに、ダークモードが搭載されました。部屋の明かりを落として深夜までPC作業を続ける人たちにはうれしい機能追加です。Slackのアクセシビリティに関する部分を仕切るGeorge Zamfir氏は「ダークモードが夜間や薄暗い環境での作業に適する」として視力障害や明るさに対する片頭痛、その他の視覚的な問題を抱える人々のアクセシビリティを向上するために重要」な機能だと述べています。

なお、Slackデスクトップアプリのサイドバー部分に関しては、これまでもダークなテーマが用意されていました。Slackは、将来的にはOSのダークモード設定に連動して自動的に表示を切り替えるオプションを友好にする予定とのことです。

インテルがオリンピック認定のeSports大会を開催

Ivan Abreu via Getty Images
インテルが、2020年のオリンピックを前に東京でeSportsイベント"Intel World Open"を開催すると発表しました。賞金総額は50万ドル(約5400万円)で、競技は『ストリートファイターV』および『ロケットリーグ』の2種目。対戦形式は3対3のチーム対戦で行われ、出場チームは4名+補欠1名で編成されるとのこと。

このイベントは2020年7月22~24日に東京Zepp DiverCityで開催されます。出場チームは世界の選抜12か国、およびそれ以外の国を世界8地域にわけた各エリア、そして開催国となる日本でそれぞれオンライン予選を実施して各国代表を決定し、その各国代表で行われる世界最終予選を勝ち抜いた7チームに日本での代表決定戦に勝利した1チームを合わせた合計8チームとなる予定。

インテルは2020年東京オリンピックでマルチカメラを使用した3Dアスリートトラッキング(3DAT)技術を導入し、陸上の短距離種目におけるリプレイ映像で選手の動きに視覚的な効果を加えることで協力しています。また、ドローンによる光のショーを行う可能性もあると言われています。

FlyingFishドローンは実際に水中から空に飛び立つ



英インペリアルカレッジ・ロンドンのAerial Robotics Labは、ガスを爆発させて水中から空中へ飛び立つAquaMAVと称するドローンの試作品を開発しました。

IEEE Spectrumによると、このドローンは電力のほかに炭化カルシウムと水を使う推進システムを備えています。炭化カルシウムは水と反応するとアセチレンガスを発生するため、これを空気および水とともに燃焼室に送り込んで点火すれば、一気に爆発が起こりドローンを水中から空中にまで飛び出させることができます。

AquaMAVはこの方法で水中から最高で26mの高度に達することができ、研究チームはその利用方法として、たとえば洪水など自然災害の際に水のサンプル採取をしたり、水質汚染の監視のために使えると考えているとのこと。

ドローンでアマゾンの気候変動の影響調査


ハーバード大学の研究チームはドローンでアマゾンの熱帯雨林を調査しています。研究者らは異なる熱帯雨林生態系を、それぞれに固有な「指紋」のようなものを特定したいと考えています。そしてそうすれば、それが森林の健全性を監視し、気候変動や森林破壊、焼畑を含む火災に森林がどう反応しているかが理解できます。

あらゆる植物は、干ばつや洪水に遭遇した場合に変化する揮発性有機化合物(VOC)を放出します。科学者はこれをシグナルとして捉え、監視することで、エリアによって異なるであろう森林生態系がストレスにさらされたときの適応のしかたを研究できるとのこと。

アマゾンにおけるVOCは、以前は同一の森林生態系に含まれる数か所の観測ポイントでしか観測されておらず、そのVOC排出量データを周辺の森林生態系も共通だと仮定して利用していました。

しかし2017年以降、ハーバード大学ら複数の研究機関は 、中央アマゾンにおける様々な生態系におけるVOC放出をマッピングできるドローンを使ったシステムの開発に取り組みました。今回全米科学アカデミーの論文集に発表された論文では、森林生態系が異なればVOCシグネチャーも異なることが示されています。チームは今後の展開として、川沿いの熱帯雨林生態系を調べるため、ドローン3機による調査を準備しているとのこと。

2つめの恒星間天体?接近中

NASA/Canada-France-Hawaii Telescope
2017年10月に太陽系に飛来した観測史上初の恒星間天体オウムアムアは、地球から2400万kmの地点を通過した5日後に発見され、多くの謎を残したまま去ってゆきました。あれから2年ちかくを経た2019年8月30日、クリミアのアマチュア天文学者ゲナディ・ボリソフ氏が自信の天文台MARGOで発見した彗星C/2019 Q4(通称ボリソフ彗星)は、その速度と軌跡からオウムアムアに続く恒星間天体である可能性が高まっています。

ボリソフ氏の観測データはNASAジェット推進研究所(NASA JPL) が提供するコンピューター解析システムScoutにかけられました。Scoutは地球に危険をもたらす小惑星や、C/2019 Q4のような潜在的な星間天体にフラグを立てることができます。
NASA/JPL-Caltech
この解析を受けて、今度はNASAの地球近傍天体を研究するJPL Center for NEO Studies(CNEOS)と、イタリアにあるESAの地球近傍天体コーディネーションセンターが、その軌道を詳細に調べました。その結果C/2019 Q4は黄道面、つまり太陽に対する地球の公転軌道面よりもかなり外側にあり、太陽系の惑星の軌道面に対して約40度の角度、約15万km/hで接近していることがわかりました。また彗星が太陽に最も近づくと約3億km(ほぼ火星と太陽の距離)の距離となり、また地球に最も近づいたときの距離も約3億kmになると計算されています。

学者たちは、C/2019 Q4が本当に恒星間天体かどうかをまだ確定していません。ハワイ大学のチームによれば、この彗星は直径約2~16kmで、多くの彗星と同様に、氷の核が太陽熱で暖められて吹き出すガス、もしくは塵によってぼやけて見えるのだそう。また現在は太陽と位置がかぶるため観測が困難ではあるものの、12月中旬頃には彗星が最も明るく見えるようになり、2020年4月頃までは中型の天体望遠鏡でも観測できるとのこと。



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