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Image credit: Nokia 9 PureView
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意外!? 妥当!? Android機の新OS配信、積極的なのはノキア(カウンターポイント)

OS更新率、アップデート配信タイムラグともに優秀な結果

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2019年9月17日, 午後12:00 in smartphone
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Nokia 9 PureView

ユニークな視点のIT関連市場調査で知られるカウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが、AndroidスマートフォンのOSバージョン更新(いわゆるメジャーアップデート)に関する市場調査を実施し、ホワイトペーパー『Software and Security Updates: The Missing Link for Smartphones』として発表しています。

大きなテーマとなっている調査は2点。ワールドワイドにおけるAndroid機の主要ブランド――売り上げ累計がトップ10となるメーカーです――における、最新Androidバージョンへの更新率(アップルがよく発表するアレです)。そしてトップ10メーカーが、市場に流通している自社端末に対し最新バージョンのAndroidを配信するまでの期間(およびアップグレード可能な機種の割合)です。

要は、ヘビーユーザーの間でしばしば話題になる「せっかくGoogleがAndroidをメジャーアップデートしたのに、使っているスマホになかなか配信されない」問題に対するデータを明らかにし、合わせて積極的なメーカーを探ろう、という調査です。

▲売上累計トップ10社における、使用Androidのバージョンの割合(出典:Counterpoint Research ホワイトペーパー:"Software and Security Updates: The Missing Link for Smartphones")


さて今回、同社が主題として打ち出しているのが、「この点に関してはノキアが非常に優秀だ」という点。

1つ目となるAndroidのOSアップデート率に関しては「200米ドル以下のスマートフォンで、最新バージョンのAndroidへのアップデート済み端末は1/3未満だが、同価格帯でのNokia製端末のOSアップデート率は90%を超える結果」とまとめています。

また、2つ目となるアップデート配信期間に関しても「2018年第3四半期以降に販売されたNokia製スマートフォンの96%は、既にAndroid Pieを搭載済あるいはAndroid Pieへのアップデートを提供中であり、市場の中で最も速く高いアップデート率に達したメーカーとなった」と、高い評価を与えています。

なお、今回の集計対処に選ばれたノキア以外のメーカーは、Galaxy(サムスン)にシャオミ、ファーウェイとレノボ、OPPOとvivo、LGエレクトロニクス、アルカテル、そしてアフリカなどでシェアの高いテクノ(Tecno Mobile)。日本市場に参入しているメーカーも半数ほどが含まれます。

より細かく見ていくと、アップデート率に関しては、ノキアに続くのがサムスンとシャオミ、ファーウェイ。これらのメーカーは調査対象期間(2018年第三四半期から2019年第二四半期まで)において、最新版となるAndroid 9への更新済みが8割以上を占めます。


▲トップ10社が市場に流通している自社端末へ最新バージョンのAndroidにアップグレードするまでに要する期間(出典:Counterpoint Research ホワイトペーパー:"Software and Security Updates: The Missing Link for Smartphones")


ただし、2つ目となるアップデート配信までのタイムラグにおいては、レノボやシャオミ、ファーウェイこそ続くものの、ノキアは別格的な結果に。ノキアの場合は8カ月で8割、11カ月で9割の機種がAndroid 9の配信対象となっており、機種の割合と速さの両面でライバルを大きくリードしています。一方で、アルカテルとテクノは12カ月経ってもアップデートが配信されていない、という点もポイントでしょう。

こうしたアップデート配信におけるメーカーごとの差異に関して、カウンターポイントのリサーチアナリスト、Abhilash Kumar氏は、以下のようにコメントしています。

高価格帯機種が最初にアップデートされることが多い。しかし、フラグシップ機種だけでなく、中価格、低価格帯の端末にとっても、最新のソフトを採用することは、同じく重要である。そこで、メーカーのソフトウェアアップデート能力を、全ての価格帯で調べてみた。

その結果においても、Nokiaが突出しており、速やかに機種全体をアップデートできており、また、XiaomiとLenovoも高いアップデート率を示している。一方で、AlcatelやTecnoは見劣りする。これは、両社の商品ポートフォリオが広いうえに、大半が200米ドル以下のセグメントにある為、製品寿命が短いことに起因する。機種発売から終了までわずか半年のことも多く、長期使用のためのアップデートを提供するインセンティブが少ない。


さて、本誌読者には、そもそもカウンターポイントがなぜこうした調査を手がけたのか、という点が気になる、という方もおられるでしょう。

これに対して同社は、「端末メーカーは、ソフトウェアとセキュリティのアップデートを定期的にユーザーに提供する努力を今以上に高めるべき」であると述べています。

合わせて「(スマートフォンの)ソフトウェアとセキュリティを最新の状態に保つことが、使用期間を通じて性能と安全性を維持するために重要であることは明らかです。更新プログラムを使用してデバイスにサポートを提供するタイムラインを計画する際に、この点を考慮に入れていないメーカーは、いざという時に顧客の役に立つことができないだろうと私たちは考えています」ともコメント。

このあたりに関しては、スマートフォンのヘビーユーザーが考えるところに近いスタンスのようです。


いずれにせよ、Android機のOSアップデート配信までのタイムラグに関しては、Google側も重大な問題として認識。これを短縮すべくAndroid 8での「Project Treble」など、OS構造レベルから改善を図っています。さらにAndroid 10では、セキュリティアップデートを迅速化すべく(OS全体のアップデートを待たずとも)Google Play ストアを通じて配信できるシステムも導入されました。

しかし一方でOS更新ともなると、やはりスマホメーカー側も積極的でなければ迅速にはいかないのが実情でもあります。今回のカウンターポイントの調査は、これまでは経験則でしか見えにくかったデータを明らかにする、貴重かつユニークなものと呼べるでしょう。




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