Apple、ガラスメーカーCorningにおよそ270億円を追加投資。iPhone用次世代ガラス開発を後押し
最新のiPhone11、iPhone 11 ProにもCorningのガラスが使われています
2019年9月17日(現地時間)、Appleが同社のガラスサプライヤーであるCorningに2億5000万ドル(約270億円)を投資すると発表しました。今回の投資は、iPhone、iPad、Apple Watch向けの次世代ガラスの開発が狙いとのこと。
Appleでは、技術開発と雇用促進を目的に企業に投資を行う「Advanced Manufacturing Fund」というプロジェクトを進めており、2017年にも2億ドル(約216億円)をCorningに投資しています。それに続く巨額の投資となりました。
Corningは、Appleの主力製品であるiPhoneやiPadのディスプレーガラスを全世代に渡り手掛けています。日本時間9月20日に発売されるiPhone 11、iPhone 11 Proにも、同社の最新のガラスがディスプレー側と背面(ワイヤレス充電を可能にするため)に用いられています。
2007年のiPhone発売以降、AppleはCorningに30億ドル以上を投資してきたとされていますが、Corningのガラスの重要性は新しいiPhoneが出るたびに増しています。両者の関係を見る限りでは、今後も大規模な投資が行われるかもしれません。
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