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iPhone 11 Pro / Pro Max 海外レビュー:進歩だが革新には届かず (米国版抄訳)

おなじみクリスV先生評

Ittousai, @Ittousai_ej
2019年9月19日, 午前10:50 in iphone
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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(Engadget 米国版編集部のモバイル番長クリス・Vによる、iPhone 11 Pro / Pro Max のレビューをお届けします。

元はほぼすべての側面について微に入り細を穿った長大なレビュー(原文)ですが、ここではざっくりと要約。多くのスマートフォンを評価してきたモバイル記者としてどう見たか、総評部分を主に抜き出しました。)

Gallery: iPhone 11 Pro and Pro Max review | 16 Photos

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長所

・広く、美しい画面 (Max)
・バッテリー駆動時間が大きく伸びた
・iOS 13の新機能・アプリが便利
・様々な使い方ができるトリプルカメラ
・新規でも買い替えでも満足できる高性能


短所

・とはいえ1000ドル / 10万円超 (Pro 税別10万6800円〜、Pro Max 11万9800円〜)
・iOS 13には、大画面を活かす新機能が特にない(Max)
・超広角カメラは精細感が甘いことがある
・デザイン変更の一部は賛否両論

iPhone 11 Pro


総合評価:90点

・アップルの新フラッグシップとして、隅々まで新機能や仕様を満載。なかでも際立つのは、用途が広いトリプルカメラと、バッテリー駆動時間の大幅延長。
・日常的な用途でも昨年のXSより高性能だが、大きな差はないことが多い。
・新しいSuper Retina XDRディスプレイは、多くの人にとって、昨年のSuper Retina HDディスプレイとの差は分かりづらい。
・アップルのスマートフォン最高峰なのは確か。しかし頻繁に買い換えているなら、マストバイとまでは言えないかもしれない。

iPhone 11 Pro Max


総合評価:90点

・画面の大小を除けば、iPhone 11 ProとPro Maxは機能的に原則同じ。
・優秀なトリプルカメラと、スマホ最高レベルの性能 (とはいえ最近の iPhoneを買ったばかりだと、差はそれぼど目立たないかもしれない)。
・iOS 13は便利な新機能が多数。だが、Maxの6.5インチ大画面を特に活かす新機能はない。
・総合的に、大画面スマートフォンが欲しいなら買い替えの価値は充分にある。ただし、ほぼ同等に速くてもっと安価な iPhone 11を先に試すこと。



どちらも非常に優れた製品で、アップルのスマートフォン事業が送り出した最高峰であることは間違いない。では、昨年の上位モデルと比較して劇的に進歩しているか?といえば、答えはイエスとノー。

新機能の追加も改善も数多いが、普段の日常的な使い方をしているかぎり、総合的な使用感としてはそこまで大きな影響があるとも言いがたい。なぜ名前に「Pro」か付いたか考えて辿り着いた独自理論:変化の一部は差が微妙すぎて、プロでないと発見できないだろうから。ありがたみを実感できるかでいえばなおさら。



構成

・Pro / Max ともにプロセッサはA13で同じ、カメラ構成もカラーバリエーションも同じ。基本的にはサイズで選んで良い。
・どちらも64GB・256GB・512GB、スペースグレイ・シルバー・ゴールド・ミッドナイトグリーン


デザイン・素材

・XSより若干だけ厚いがほぼ気づかない
・マットな磨りガラス仕上げが新鮮。指紋が残らない。
・ツルツルのXSや11よりは滑りにくいことになっている。実際そう感じる。
・新色ミッドナイトグリーンは、明るさや光源によるが「緑ががった灰色」に見えることが多い。見苦しいわけではなく、そういう色。
・アップルによれば、ガラス素材は「スマートフォンでもっとも堅牢」
・カバー無しでオフィスの硬い床に何度か落としたが、いまのところ割れてはいない。
・カバー無しで色々入ったポケットやバックパックに放り込んで使ったら、画面には多少擦り傷がついた。

カメラ周り

・3つのレンズとLEDライトの周囲は1段高く、さらにレンズが出ている。二段にしたのは、レンズが引っかかるほどの段差にしないため?
・テーブルに置いたとき、昨年のXSのようにはグラグラせず安定している。

Super Retina XDRディスプレイ

・XSで625ニトだった最大輝度が、Proでは室内最大800まで明るく。HDR動画再生時には最大1200まで向上。

・非常に鮮やかで美しいのは確かだが、暗い場所でHDR動画を再生して、並べて見比べれば分かる程度。日常的な使い方で、XSとの差を実感するのは難しい。

・iPhone 11 の Liquid Retina ディスプレイ(液晶)との違いは歴然。iOS 13のダークモードは、本物の漆黒が出せるOLEDで真価を発揮する。

パフォーマンス




・アップルが珍しく他社を名指しで比較して見せたように、少なくともベンチマークでは、他社の現行フラッグシップを圧倒している。

iPhone 11iPhone 11 ProGalaxy Note 10Pixel 3XLHuawei P30 Pro
Geekbench 5 CPU (Single-Core)13341332723502676
Geekbench 5 CPU (Multi-Core)34493417262419512395
Geekbench 5 Compute (Metal and Vulkan)6285634821436261776


・昨年のXS / A12 Bionic より速くなっているが、そもそも昨年の時点で日常的なタスクに不満を感じない速さだったので、差を実感できるのはかなりニッチな使い方になる。

・カメラなど、ユーザーが意識するかは別として機械学習プロセッサが回る部分では差がある。



・敢えて重いタスクで差を出すため、4K60fps動画を編集してエクスポートを試した。

LumaFusionで11 Proは31分47分かかったところ、XS Max は20秒だけ早かった。
iMovieを使った場合、11 Proが約18分に対して、XS Max は20分30秒から21分。
(注:最適化の問題でこれから差が開くこともありうる)

・機械学習のNeural Engineを使うアプリや処理は歴然とXSより速い。写真にスタイルを適用するPrismaなど。

・ARでも差が出る。Angry BIrds AR: Isle of Pigs の場合、最初の平面認識がXSよりやや早く、ARの表示もずっと滑らか。

・ARオブジェクト自体のレンダリングが、11 Proの場合はもっと自然に馴染んでみえる。
(注:プロセッサの差と、iOS 13の差が両方影響していると思われる)

5G?


・iPhone のプロセッサの優秀性については、これまで「いま過剰な性能に思えても、今後数年は問題なく使えることが利点」と言ってきたが、今回はやや難しい。なぜなら11 Pro 世代は、5G非対応の最後のiPhoneになる可能性が高い。

・現時点で5Gを載せなかったのは、世界の多くの場所で5Gネットワークがまだ普及していない状況では妥当な判断。だが、数年に一度しかスマホを買い換えないつもりなら、5G対応を待つ手もある。

バッテリー駆動時間・充電

・昨年のXS は、バッテリーが ヘタっていない新品の状態で、一日ヘビーに使って9時間から9時間半程度。今年の 11 Pro は、同等の負荷で12時間近く保った。

・昨年の XS Max は、同等の負荷で11時間から12時間だったところ、今年の11 Pro Max は13時間から14時間は使えた。

公称は「最大」で4時間から5時間長く使えるとしているが、ヘビーな実使用でも2、3時間は長く使える。

・とうとう18Wの高速充電器と、USB-C to Lightningケーブルが付属。30分で35から50%は充電できた。

ProとPro Maxの差

・前述のバッテリー、画面の広さ(ウェブサイトが何行か先まで表示できる等)、一部の純正アプリでは、ランドスケープモードでアプリのインターフェースが若干変わる。

・逆にいえばそれくらい。Galaxy のように、画面分割など大画面を活かす新機能は特にない。


Gallery: iPhone 11 Pro and Pro Max review | 16 Photos

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カメラ

構成は、

・標準(広角) 12メガピクセル F1.8、35mm換算26mm、光学手ブレ補正
・望遠 12メガピクセル F2.0、35mm換算52mm、光学手ブレ補正
・超広角 12メガピクセル F2.4、52mm相当 視野角120度、光学手ブレ補正なし

2倍望遠レンズが明るくなり、光量不足での性能が改善。

Gallery: iPhone 11 camera samples | 46 Photos

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夜間撮影モード



・周囲の暗さにより自動でオンになる。なったところで、夜間モードのアイコンをタップして手動でオフにすることはできる。
・他社のナイトモードのような、夜が昼になるような効果ではなく、歴然と明るくはなるものの夜景のままというバランス。アップル初の試みとしては非常に良い結果。
・三脚や何かに立てかけて固定すると、手持ちでないことを認識して、最大30秒の長時間露光でさらに効果が高くなる。手持ち時は数秒。
・超広角カメラではナイトモードが使えない。

slofie

前面カメラ

・やや広角でグループ自撮りと、スローモーションの「スローフィー」なるものに対応。

カメラアプリ


・カメラアプリの更新はやや慣れが必要。シャッターを長押しで動画撮影など。従来の連射は左スワイプに。
・カメラアプリ上部のモード表示や下部のシャッター周辺に、超広角側レンズからの「フレーム外」が表示される。構図を決める際に、見切れた外側を確認しながら撮れるのは便利。

Deep Fusionや一部の機能は後日の更新で提供


発表会で最大の売りとしていた機能 Deep Fusionは後日のアップデートまで使えない。複数の画像を同時撮影したうえで、機械学習エンジンで画素単位で解析し取捨選択することで画質を向上する技術。これが有効になれば、カメラ機能全体がさらに向上する可能性はある。

またウルトラワイドバンドを使うU1チップによる AirDropの改善なども今後のアップデート待ち。








総論


iPhone 11 Pro と Pro Max は、アップルが現時点で作れる最高の製品であることは間違いない。だが考えるべきは、本当にすべての新機能が必要かどうか。バッテリー駆動時間の大幅延長や、用途が広がったトリプルカメラの恩恵は誰でも実感できる。しかしそれ以外のほぼすべては、実際の日常的な使い方をする限り、微妙な差すぎて実感するのが難しい。

誤解しないでほしいが、昨年のiPhone XSと比べればほぼすべての点で勝っているし、いま買えるもっとも高性能なスマートフォンのひとつであることは確か。しかし上の上、最高級品までは必要ないなら、あるいは何年も現役で使えるとはいえスマホに10万円以上払うことにやはり抵抗があるなら、おそらくiPhone 11のほうが賢い選択だろう。



Apple iPhone 11 Pro and Pro Max review: Better, but not groundbreaking



発売目前iPhone 11 / 11 pro / 11 Pro Max先行レビューまとめ。進化したのはカメラだけじゃない! - Engadget 日本版




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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