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Macintosh Portableのプロトタイプ写真が公開。7kg以上もあったアップル元祖ポータブル

ネジが1本もなく手で分解できます

Kiyoshi Tane
2019年9月18日, 午後02:50 in Gadgetry
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Sonny Dickson


アップルの持ち運びできるコンピュータ製品への取り組みは、80年代末にまで遡ります。その原点とも言えるMacintosh Portable M5120(89年9月発売)のプロトタイプが復元され、写真が公開されています。

これらの写真は、アップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏が、米アップル関連情報サイトMacRumorsに送ったものが公開されたかっこうです。

本来はアップル門外不出のはずのプロトタイプは、ベージュ色となった発売バージョンと異なり、外郭ケースは透明なプラスチック素材で作られたもの。現存することが確認されている6台のうちの1つです。
portable
Macintosh Portable発売時の価格は7300ドルで、当時の日本円では約100万円。初のバッテリー内蔵Macで、物理的にケーブルレスで持ち運びできることは事実ですが、その重さはなんと16ポンド(約7.2kg)。それでも、当時の標準的なコンピュータよりは可搬性が高いとは言えました。

そして本機にはネジがなく、手だけで分解できるように設計されています。これは現在のノートPCでは考えられないどころか、毎度のようにiFixitに修理しやすさスコア1〜2を連発されている最近のMacBookシリーズでは想像も付きにくいこと。
portable
ハードウェア的には9.8インチのモノクロTFT液晶ディスプレイ、最大9MBまで増設できるSRAM、1.44MBのFDドライブ、タイプライター型のキーボード、およびトラックボールは左右のどちらにも取り付け可能という構成です。
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そして使わないときはキーボード上にディスプレイを閉じることが出来る構造は現在のノートPCと同様で、持ち運び用のハンドルつき。内部のバッテリーは鉛蓄電池で、持続時間は約8〜10時間でした。
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Macintosh Portableは当時の批評家から絶賛を受けたものの、上述のように高額な価格もあり売上は低迷。後にバックライト付きで価格を引き下げたモデルM5126が発売されましたが、こちらはバッテリー駆動時間がほぼ半減したこともあり、わずか半年後に販売中止されています。
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「持ち運びできる」こと以外は後のPowerbookにもMacBookシリーズにも受け継がれていないMacintosh Portableの系譜ですが、アップルブランドといえども「価格をいくら高くしてもかまわない」わけではない象徴かもしれません。




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